リフォームの匠
2回登場

生きがいを失う家

築100年以上の12坪の小さな一戸建て。天井が低いが故の圧迫感、狭い四畳半の住居スペース、数多くの段差。様々な問題が住人を苦しめる。住人の過去、現在、未来、すべてを包括する“住空間のライフプランナー”竹中健次が埋もれかけた思い出の品々を再び生き返らせた。
(03年8月10日放送)


手すりが垂直な家

先代から受け継ぐ印鑑屋を改造し、住居との融合を願う夫婦。元来作業場としても使用している為、住居としての機能性はなく、唯一の窓から見えるのは墓地。匠は、すす竹を使い光を透過し上下に動く、物干し機能付きの網代天井を作成。また店舗と居間の境目に判子収納を兼ねた扉を設置した。僅か9坪の中に、機能的で老夫婦に優しい空間を生みだした。
(スペシャル:04年2月15日放送)