三木市立三木小学校
2015年12月10日
71
5年生 73名
「学習でニュース番組を作り、身近な話題に取り組んできたことなどをまとめ、発表しようと考えています。子どもたちに、取材、VTRづくり、カメラマンなども挑戦させたく思い、申し込ませて頂きました。よろしくお願いします。」
こんなメッセージとともに、5年生担任の武田先生から応募が来ました。
そこで、今回は、ニュース情報センターの座波報道係主任に講師を依頼しました。
「今回伺った三木小学校では、校舎に入るなり、エビシーやおき太くんが描かれたたくさんのイラストや看板がお出迎え!児童の皆さんが、我々スタッフのために一生懸命書いてくれたそうです。心のこもったおもてなしに、授業が始まる前からもう大感激…。
授業のテーマは「ニュースの作り方」。日頃見ているニュース番組って何だか難しい…。そのニュースに少しでも興味を持ってもらえるように、記者とカメラマン両方の経験から、「原稿を書くために記者は何をしているの?」、「ビデオカメラで撮影するポイントは?」の2点についてお話しました。
伝えたい事について調べ、現場に行って、目で見て、耳で聞いて、肌で感じたことを書く記者の仕事。難しい話もしましたが、子どもたちはずっと真剣な表情で耳を傾け、聞いた内容を書き取ってくれていました。
カメラ講座では、インタビューを想定した撮影に挑戦。カメラから遠いと表情がわからなかったり、下から撮られると威圧感があるように見えたり、相手との距離や角度によって、画面に映る印象が変わることを実感してくれたようです。今度、子どもたちがカメラを持って地元の人たちに話を聞く機会を予定しているとのことなので、今回の話を思い出してくれたら嬉しいなぁ。
もっとわかりやすくできたのに…と私自身の反省点もありましたが、とても前向きに授業に臨んでくれた子どもたちの姿勢に救われました。自らの仕事を振り返るきっかけともなり、生番組本番と同じくらいの緊張感が味わえる出前授業。今回もたくさんのことを子どもたちに教えてもらえたと感じています。」
神戸新聞の取材も入り、翌日、記事にしていただきました!ありがとうございます。