大阪市立矢田西小学校
2016年2月2日
76
5年生 44名
「子どもたちは自分に自信がない子が多く消極的な所があります。この学習を通し働くことの大変さと素晴らしさを感じながら、本物との出会いの中で、社会の一員としての自分の存在価値を少しでも感じてくれたらと願っています。」こんなメッセージとともに、5年生の担任の先生から応募がきました。
そこで、今回は、同年代の息子がいる堤(OPEN↑推進部)が講師を担当しました。
「"仕事をする"ことへの向き合い方など、広い意味でキャリア教育になるような授業をして欲しいというお話を頂きました。キャリア教育というと難しい言葉に感じますが、子どもたちそれぞれが、自分の好きな何かに気づいて、将来の夢に向かいはじめる小さな小さなきっかけづくりのお手伝いが出来れば、それが"キャリア"の第一歩ではないかと考え、これまでの我が身を振り返り、思い出しながらお話させてもらいました。
小学生の頃、中学生時代・・自分は何を夢見て何になりたかったか。朝日放送に入社し、最初に配属された報道カメラ部署。そこでどのようなことを考え、何を体験したか。子どもたちに、「同じ日は二度と来ない。毎日、いまそれを自分がやらなければならないという使命感を持って、大人たちは仕事をしている」という話をしたつもりですが、うまく伝わったでしょうか。
今回の出前授業ではそれ以外にも、「おはよう朝日です」の番組の舞台裏を紹介するVTR上映、ニュースキャスター体験など、さまざまなことを学びました。
最後に、児童たちから私たちABCスタッフに、サプライズのプレゼントがありました。全員ずらりと並んでの、気持ちのこもった合唱が始まったのです。歌ってくれたのは、「ありがとうの花」。間近で聞く歌声は清々しく、力強く、おもわず涙腺がゆるみそうになりました。矢田西小学校5年生の皆さん、本当にありがとうございました!これからも色々なことにチャレンジし、素敵な大人になってくださいね。」