大阪市立白鷺中学校
2016年4月23日
84
中学3年生 240名
今回は、キャリア教育に熱心な中学校に、「おはよう朝日 土曜日です」の生放送を終えてから、上田剛彦アナウンサーが伺いました。当日は、保護者も参観に来られ、過去最大人数となりましたので、体育館で実施しました。
「中学生の頃、私は考えていることを素直に他人に話すのが苦手で、真面目に将来を見据えることをかっこ悪いと思うような生徒でした。今でも当時の自分を残念に思い、先生方に申し訳ない気持ちを持っています。
そんな過去の自分に、今の自分から何かメッセージを送るなら、どんな思いや言葉になるのか。今回の出前授業のテーマは「アナウンサーってどんな仕事?」でしたが、白鷺中学校の皆さんの中に過去の自分を重ねてお話しようと思っていました。
放送局やアナウンサーという、身近でありながらなかなか特殊な会社、職業の話も、興味深く生徒の皆さんは聞いて下さいましたが、何といっても一番盛り上がったのは、アナウンサーとの早口言葉直接対決!
我こそは!という有志の生徒さんに前に出てもらい、「私の得意な」早口言葉を「初見で」読んでもらって、その秒数を私と競うものでしたが、正直、私のアナウンサー人生の中でもなかなかないほど大人気なく本気になってしまいました。
結果は…素晴らしい才能とやる気を持った生徒さんたちに、余計なプライドをきちんとへし折ってもらいました。
あまりにも盛り上がりすぎてしまい、当初予定の1時間を大幅オーバーしてしまいました。早口言葉以前に、生放送に対応するアナウンサーとして一番しなくてはいけないタイムキープが出来ないという大失敗です。
それでも、今回の出前授業では、後悔なく熱い気持ちをぶつけられたと思っています。そして、これからもテレビをご覧の皆さん、ラジオをお聴きのリスナーさんに、直接お話できる機会を頂きたいです。」