岬町立淡輪小学校

2016年6月27日

授業風景87

授業対象6年生 83名

写真今年度最初の小学校での出前授業。
5年生の後半でメディアの授業があるため、どうしても応募が2、3学期に集中し、今回はメディアの勉強を終えたばかりの6年生が対象です。さすがに、○×クイズの正答率は、5年生よりも高かったです。


また、今年度から、小学校での出前授業の定番メニューでもあるニュース番組体験(アナウンサー&フロアディレクター)に、カメラマン役も追加しました。本物のカメラに触れられるのが好評でした。
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写真今回は「キャリア教育」というリクエストでしたので、スポーツ部の中川翔子ディレクターに講師を依頼し、仕事への想いを熱く伝えてもらいました。

「普段、阪神戦のプロ野球中継に携わる私ですが、今回の授業で『阪神大人気!』を肌で感じることができました。
「鳥谷としゃべったことある!?」「ぼくの筆箱についてる缶バッチ、西岡やねん」「毎週『虎バン』見てるで!」など、阪神のことになるとキラキラ目を輝かせる子どもたち。
やっぱり、プロ野球選手は子どもにたくさん夢を与えているんだな、中継でも、もっともっとプロ野球選手のかっこいいところが伝わるようにがんばろう!と改めて思いました。

写真授業では、私が過去に編集したフィギュアスケート選手のVTRを流しました。
どうやってアスリートと仲良くなって取材をしたのか。本音を聞き出すことが、VTRにとっていかに大切か。仲良くなるまでの過程をもっと説明できればよかったのですが、人が本音を話す、というのは意外と難しいということ。心からその人のことを尊敬して、いかに信頼してもらうかが取材でとても重要な要素だということが少しでも伝われば…と思いながらお話しました。
プロ野球選手であれ、フィギュアスケート選手であれ、第一線を走り続けて、みんなに夢を与えてくれるアスリートは必ず「努力」をしています。その「努力する姿」を見せたがらないアスリートもいます。それを、自分に見せてもらえるか?撮影させてもらえるかどうか?は、ディレクターである自分自身の「努力」にかかっていると思います。どんな仕事も、その道のプロが努力をして、一生懸命やるからこそ面白くなるし、みんなが喜ぶ何かが生まれるのだと思います。
とお話をしながら、自分自身ががんばらなきゃ…と立ちかえっていることに気が付きました…。淡輪小学校6年生のみなさんが、将来どんなことをがんばっているのか、今からとても楽しみです!」