同志社小学校

2016年11月2日

授業風景93

授業対象5年生 90名、社会科クラブ 17名

写真「本校には社会科クラブがあります。社会科が好きな子が集まるクラブです。クラブがある日にお願いします」とのリクエストを受け、4時間目に5年生全体に、昼食をはさんで、5&6時間目のクラブ活動の時間に社会科クラブに、という過去最長の出前授業となりました!また、チャペルで授業をしたのも初めての経験でした!

写真5年生全体の授業では、いつもの定番メニュー(○×クイズ、「おはよう朝日です」メイキング映像、ニュースキャスター&フロアディレクター&カメラマン体験)を、社会科クラブの授業では、京都支局の佐藤真弓記者が「報道記者の仕事」について、掘り下げました。

写真「最初に、子どもたちに「報道記者の仕事ってどんなイメージかな?」と聞くと、答えは「・・・・・」。みんな、会ったこともない記者の仕事がどんなものなのか、とんと検討がつかないという様子でした。
しかし、ニュース番組ができるまでのVTRを見て、「今まで、原稿手書きやと思ってた」とか、記者会見の写真を見て、「テレビで見たことあるー」と少しずつ興味を持ってくれました。

写真 記者の主な仕事といえば、「取材」「リポート」「原稿を書く」「インタビュー」などさまざま。その一部を少しでも体感してもらおうと、記者会見形式で、顧問の先生に聞きたいことを質問してもらいました。
「質問する人は、名前と所属を言ってくださいね」すると、「はい!はい!はい!」と手が挙がる、挙がる。「好きなタイプは?」「彼氏はいるの?」などの質問もたくさん飛び出しましたが、先生は「秘密です」・・・。
取材対象者が積極的に話したくないことでも、できる限りの言葉を引き出す努力や難しさを、少しでも学んでもらえればなぁなどと思いながら、みんな積極的に参加してくれた記者体験は、あっという間に終わりました。

写真 最後、私への質問タイムでも、積極的に手を挙げてくれた子どもたち。
「後輩が自分よりできると、仕事の奪い合いとかになるんですか?」
想像以上の大人びた質問に、一瞬、度肝を抜かされながらも、子どもたちの考えていることや興味の対象が分かり、私自身、とても貴重で、楽しい経験となりました!