賞金1000万円、史上空前の漫才日本一決定戦の第3回「オートバックスM−1グラ ンプリ2003」の決勝が12月28日(日)、東京・有明スタジオで行われ、グランプリにフットボールアワーが選ばれた。
フットボールアワーは3年連続の決勝進出(2001年…決勝6位、2002年…決勝2位 )。岩尾望(いわおのぞむ)後藤輝基(ごとうてるもと)のコンビで1999年に結成 された。関西の新人賞などで5冠に輝く実力派で、当初からグランプリ候補と注目 されていた(放送中に募集した視聴者からのメールゴングによるグランプリ予想でもフットボールアワーがダントツの人気だった。受賞後の記者会見で二人は喜びを こう語った!
優勝コンビ フットボールアワーのコメント:
(後藤)「本当にうれしいです。M−1グランプリを頭に置きながら、ずっと漫才をしてきたので、『いつかとろう』と思っていたので。今年は『いけんちゃうか 』とか言われながら、さあ今年はどうなるかなあと思っていたんですけど、精一杯 やって優勝できてうれしいです!」
(岩尾)「よかった、というか、ほっとした感じですね。今まで何個か大阪で新人賞とかをとってきたんですけど、また違う喜びですね。はじめてちょっと、うるっ ときました」
賞金1000万円については
(後藤) 「家の風呂でも直そうかなと思ってますけど」
(岩尾) 「せっかく副賞(百万円分のオートバックス商品券)をオートバックスさんからもらったので、国産車ぐらい買おうかなと思います。じゃあ、そこそこの車を買ってカー用品を(買います)」
と、夢を語った。
大会委員長 島田紳助のコメント:
(今回は)レベルが高かった。審査が正しかったと。ベスト3に残った三組ですが、どう考えても、あの9組の中では、三組しかいなかったですね。(最終決戦の審査は)迷いましたね。フットボールアワーは一回目で6位で、一年でムチャムチャのびて、前回もそれに上積みして、(彼らがグランプリをとれたのが)なんか夢のようです。
漫才って競争したらこんな上達するんやって見本ですわ。ほんまに2年間でほんまに成長しました。感動ですわ