みんなの木

みんなの木
写真01(集合写真)
日時 2014年9月20日(月)11時〜、14時〜
天候 晴れ
場所 ひらかたパーク
参加者 50名
進行 大野聡美アナウンサー おき太くん
森林インストラクター 大阪森林インストラクター

阿部亜弥、有田智郎、乾慎一、犬塚享司、
上野勝也、櫻井清美、古家春江、松井一江、
松本紗奈子、森隆繁、笘智子、金子譲

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私たちが今まで考えもしなかった、遊園地で開催の「みんなの木」。場所はいつもの山や森ではなくても、みんなの「へぇ〜」「ほぉ〜」「はぁ〜」を聞きたくて、丸太や竹を使ったプログラムを行いました。

心配だったのは、事前募集なしの開催だったので参加者が集まらなかったらどうしよう、お天気は大丈夫? 等々。人気者のおき太くんが居てくれるけど、遊園地に遊びに来る人たちに、果たして丸太きりやクラフトを楽しんでもらえるのか・・・。

いざ本番。ふたを開けるとそんな心配はまったく無用でした。たくさんの子どもたちが、お父さん・お母さん・おじいさん・おばあさんたちと一緒にやってきてくれました。お天気もさわやかな秋晴れです。あとで聞いて驚いたことですが、年間パスポートをもった常連さんたちが午前中に参加され、ツイッターで「おもしろいよ」とつぶやいたこともあって、午後、さらに人が集まったようです。あっという間に広がる口コミと情報化社会にびっくり。

今回行ったプログラムは、大きく分けて二つのことです。ひとつは「ヒノキの丸太きり体験」で、ノコギリを使って2cmくらいの厚さの円板に切ります。初めてノコギリを使う子どもたちがほとんどです。初めはおっかなびっくりであっても、やっているうちに慣れてきて、サクサクと軽快な音とともに上手に切ることができました。切った円板は、年輪を数えたり、香りをかいだり、重さを予想して計ったりもしました。最後は、木槌で割ってパズル作り。さらに、バラバラになった木片を元の形に戻して終了。1本のヒノキの木から、いろいろ楽しみました。

もうひとつは「竹切り体験」です。モウソウチクという太めの竹をノコギリで切り、「竹ポン」という太鼓や、竹ポックリというおもちゃを作りました。園内のあちこちで、「竹ポン」をポンポンと鳴らす音や、竹ポックリで歩いている子どもたちに会うと、とてもうれしかったです。

丸太切りも竹切りも、まずは自分の力で切ってみることが大事です。柔らかくも硬くもある木や竹を切るにはちょっとしたコツが要ることや、誰かに支えてもらったり反対に支えたりすることで、ずっと楽に切ることができることもわかります。切った木や竹を材料にして何かを作ることや遊ぶこともできます。そういった一連の流れを通して、木や竹の自然素材の良さを感じてもらえたでしょうか。

今回はたくさんのご家族に参加いただきました。たくましくノコギリを引き、工夫を凝らしてクラフトに向き合う子どもたちの力に、大きな可能性も感じました。一期一会の出会いですが、こういった機会を通して、どんどん森や木に親しみを持って欲しいです。
(笘智子)

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桂紗綾アナのコメント
写真04(アナウンサー)

こんにちは!朝日放送アナウンサーの大野聡美です。
 先日、私自身2回目の「みんなの木」に参加しました。45回目となる今回は「ひらかたパーク」で開催されました。子どもたちは、森林インストラクターの皆さんに教えてもらいながら、丸太を切って「ヒノキのパズル」を作ったり、竹を輪切りにして「竹の楽器」を作ったり・・・。作りながらヒノキの香りを嗅いだり竹の手触りを確かめたり、しっかり自然に触れ合ってくれたようでした。
 また、自分で作った「世界でひとつのおもちゃ」はとても大切のよう。そりゃそうだ、のこぎりを強く握りしめて、手は真っ赤、服は木くずでいっぱい・・・。でも頑張ったもんね。満足そうな子どもたちの笑顔を見ていると、とても元気をもらえました。
 そして、汗をかきながら作業する子どもたちを、じっと見守るのは、お父さんお母さんです。普段、あまり自然の中で遊ぶ機会のない子どもたちの「初めての丸太切り体験」を、心配そうに、しかし満足気に見つめる表情でした。
 皆さんも、是非お子さんを自然いっぱいの中で遊ばせてあげてくださいね!私もまた「みんなの木」に参加できることを楽しみにしています。

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