“災害報道のあり方を考える”フォーラムをABCホールで開催
1995年1月17日の阪神・淡路大震災から、20年目の節目を迎える2015年。
身体と心に刻みこまれた地震の恐怖。
そして、2011年3月11日の東日本大震災が、その意識を呼び覚まし、津波の脅威に加え原発事故という難題を社会に突きつけた。
4つのプレートがひしめき多くの活断層が存在する日本は、地震の危険とは背中合わせである。
大地震はいつかまた必ず起きる。そして風水害、土砂災害は常に起こり続けている。
私たち報道機関は、災害に対してどう向き合うべきなのか。
メディアは、災害に際して何ができるのか。そして何ができていないのか。
阪神・淡路大震災や、東日本大震災の被災地の現状報告なども交えながら記者や専門家らの討議を通じて災害報道のあり方を考える。
ABCでは、このフォーラムに200名様をご招待します。
出演(予定)
- 【コーディネーター】
- 荻上 チキ(評論家/シノドス編集長)
- 【報告】
- 正木 明(気象予報士/防災士) 他
- 【パネリスト】
- 高森 順子(阪神大震災を記録し続ける会事務局長)
隈本 邦彦(江戸川大学 メディアコミュニケーション学部教授)
木須 八重子(元宮城県仙台市宮城野区長) 他 - 【進行】
- 高橋 大作(ABCアナウンサー)
プロフィール
- 【コーディネーター】
- 荻上チキ(おぎうえ・ちき)
1981年生まれ。シノドス編集長。評論家・編集者。著書に『ネットいじめ』(PHP新書)、『社会的な身体』(講談社現代新書)、『いじめの直し方』(共著、朝日新聞出版)、『ダメ情報の見分け方』(共著、生活人新書)、『セックスメディア30年史』(ちくま新書)、『検証東日本大震災の流言・デマ』(光文社新書)、『彼女たちの売春』(扶桑社)、『夜の経済学』(扶桑社 飯田泰之との共著)、『未来をつくる権利』(NHK出版)、編著に『日本を変える「知」』『経済成長って何で必要なんだろう?』『日本思想という病』(以上、光文社SYNODOS READINGS)、『日本経済復活 一番かんたんな方法』(光文社新書)など。
- 【報告】
- 正木 明(まさき・あきら)
1961年生まれ。気象予報士/防災士。20歳で『波乗り』というスポーツに出会い、波がいつ、どこに立つのかを知りたくて『気象』の勉強を始めたのが、現在の仕事に就いたきっかけとなる。以来サーフィンの魅力の虜となり、今ではライフスタイルとして大きな意味を持つ。お天気キャスター歴も25年を超え、"関西の朝の顔"として「おはようコールABC」「おはよう朝日です」に出演するなどお茶の間にも親しまれている。日々の天気の移り変わりの中で、特に最近の急激な気候変化に対して何か出来る事はないかと模索する中、防災士としての資格も取り、気象からくる災害や様々な防災に関しても知識を深めている。また最近では、子どもからお年寄りまでより分かりやすく防災の意識を持っていただくためにオリジナルの防災ソングも作り防災イベントや商業施設などでも披露をしている。
開催概要
会場 |
ABCホール |
日時 |
2015年1月10日(土)16:00~19:00(開場15:00)/予定 |
募集人数 |
200名 |
応募方法 |
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お問合わせ |
朝日放送 OPEN↑(オープンアップ)推進部 |