葛城山の向かいの山から落日を待った。 残念ながら、今日は夕焼けとはならなかったが、 頭上で流れていく雲に、一瞬淡い色が灯った。 自然は大らかに動いているようで、 実際はそうではない。 ほんの一瞬にいろいろなことが起こっている。 私たち自身もその自然の一部であり、一瞬のうちに、自分も、 そして自分を取り巻く環境もいろんなことが起こっている。 だから、今というもの、この地球という大きな存在に、 もっと敏感にならないといけないはずだ。