クジラ・ウォッチングの話

森が海を作る・・・そんな話をよく聞かされます。
森と海をつないでいるのは川。
つまり「大地の血管」。
豊かな四万十の流れが注ぐ海にはクジラがいます。
大方町から船に乗っておよそ40分、河口のある中村市の沖合い。
体長およそ13メートルのニタリクジラに、ほぼ一年中逢うことができます。
とはいえ、必ず・・・というわけでもなく、地元の人に聞いても確率は20%程度とか。
私たちは幸運だったのでしょう。
静かな海で、その雄大な姿を、2時間近く眺めることができました。
クジラは大きく、黒く、ゆったりとして、私たち人間と遊んでくれてるみたいでした。

 
四万十川
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Photo:Shuji Enmando