長かった冬から目覚めた肥えた土。 そんな土に、一歩一歩確実に鍬を入れていく老夫婦の姿に出逢った。 この畑に鍬を入れるのは、この春で何回目を迎えるのだろうか。 毎年変わらぬ光景が、永遠でありますように。 思わずそう願いたくなるような光景だった。