京都市北部。
住宅街からほど近いところに ある深泥池。
池全体が国の天然記念物に 指定されている貴重な自然の宝庫です。



この「ミツガシワ」という花は、氷河期から その姿を変えずに咲き続けています。



でも最近、ちょっと変わったことが…
ブラックバスが卵を産みに来ています。
ブラックバスのような外来魚が急激に増えた とにより、もともといる魚が魚を食い荒ら されたり、自然とのバランスが崩れてきて ているのではないかと調査を続けている 方がいます。



地元の有志や研究者たちで結成された 深泥池水生動物研究会です。



「これが、ブラックバスの卵です。 これらは、処分します。深泥池は、魚つり 禁止ですが、ブラックバスを目当てに来る 釣り人によってさらに自然が壊されている という話もあります。」
「深泥池を元の姿に戻したい。入れたの も人間。池を元に戻すのも人間。それを しないといけないと思います。」



街の中に残った貴重な自然。なんとか残したいものですね。