人による自然破壊のスピードが増してきている現代、もう一度自然とのかかわり方を 考えさせてくれる場所がありました。



兵庫県三田市にある、人と自然の博物館。
この博物館は、兵庫県の自然を始め、5つの テーマで構成されています。



「普通の博物館と違うところは、色んな事を 勉強しながら展示して、さらにその上に 立って、環境問題や街づくりといったところ の応用的な研究、提案をしようと行って います。」
副館長の中瀬勲さん。



こちらでは、現在ワシントン条約で取引が 禁止されている生き物で作られた剥製や 毛皮のコート、ハンドバッグなどが展示 されています。



たくさんの生き物を絶滅させたのは私たち 人間なんですね。



「よく我々は、地球規模で考えて、地域規模で 行動しようという言葉を合言葉に動いています。 地域の事をしっかり理解し、認識した上で 出来る環境問題を踏まえて、発言する。 あるいは行動というのが、基本になってきます。」
と中瀬さん。



自然があり、人が生きる。
ごく当たり前の地球の姿を取り戻すために、私たちは何ができるでしょうか。

問合わせ先     兵庫県立「人と自然の博物館」
             三田市弥生が丘6丁目
             Tel.0795−59−2001