最近は街のあちこちで缶専用のゴミ箱が 目立つようになってきました。



家庭でも缶は資源のゴミとしてまとめて 出すところがほとんどですよね。
回収された缶は、磁石を利用して アルミ缶とスチール缶に分けられます。



スチール缶は鉄なので、磁石にくっつきます が、アルミ缶はくっつかないので、それを 用して分けられているんですね。



アルミ缶は炭酸飲料に多く、1年間に使われる 量は、平成10年でおよそ27万トン。
そして、なんとその74%がリサイクルされているんです。




▲映像提供:アルミ缶リサイクル協力
アルミ缶の材料はアルミニウム地金と呼ばれ るもので、これはボーキサイトという素材から られます。
ところが、このボーキサイトからアルミニウム 地金を作るには、たくさんの電気が必要なの です。



例えば、その電気の量を100と すると、リサイクルのときに使われる電気の 量はわずか3。



1年間リサイクルでまかなえば、大阪府全体のおよそ4ヶ月分の電気が 節約されることになるんだそうです。
アルミ缶のリサイクルは、省エネにも役立っているんですね。