今回はゴミについて考えてみましょう。
私たちがだしているゴミの量はどのくらいか 知っていますか。
たとえば、大阪市内から1年間に出るゴミ の量は、なんと187.1万トンもあるんです。
これで、大阪城の天守閣と同じ大きさの ゴミの山が156個もできるんですよ。




▲昭和40年の1家族の1日のゴミ
しかもこの30年間でゴミの量は約3倍に 膨らんでいます。
なぜこんなに増えてきたのか、大阪市立 環境科学研究所の西谷隆司博士は、
「高度経済成長期に入ってきたということも あり、経済的な発展と一人当たりのゴミの量が 増えてきた傾向があります。 その中でもプラスチックと紙ゴミが大量発生 してきている。」



「とりわけ容器、包装類にプラスチックや紙が 多量に使われている。スーパーから家まで 持って帰る。そこだけの用途で終わってしまう。 プラスチックそのものが商品でないということで 寿命が短い。用途の使い方が変わってきたため に発生率が多量になってきたということに なります。」と西谷博士。
▲平成10年度の1家族の1日のゴミ



5月30日はゴミゼロの日。
んなでゴミについてじっくり えてみませんか。