宮古島の沖合い、八重干瀬には、とてつもなく 大きなサンゴの群落があります。
およそ2000年かかって、数10メートルもの 大きさになりました。サンゴは腔腸動物という れっきとした動物。



そのサンゴの中には、褐虫藻という植物がいて、 二酸化炭素を吸収して、酸素を出しています。
つまりサンゴは、海に酸素を供給する大切な動物 なんです。



宮古島に住むベテランガイドダイバーノ 渡真利将博さんは、サンゴを守ろうと海の環境 保護を訴え続けています。



これは何だと思いますか?
サンゴの白化現象といって、サンゴの命を 握る褐色藻が抜け出し、白くなったサンゴが 死んでしまう現象です。
詳しい原因はまだわかっていませんが、ここ 八重千瀬でも白化現象が目立っています。
サンゴが死ぬと海も死ぬ、渡真利さんは そう考えています。



「沖縄に来て、宮古島に来て、サンゴ礁を見る ことによってサンゴと我々人間社会の関わり方 を考えるという風な形でやっていけば、環境保全 するという結果が出ると期待しています。」
渡真利さん



地球の命の源ともいえる海。その海を守るサンゴ。
守ってゆきたいですね。

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