沖縄県与那原港。 このイカダの下では、なんとサンゴの養殖が 行われているんですよ。
サンゴは腔腸動物という列記とした動物。
また、サンゴが死ぬと海も死ぬと言われるほど、 海の生き物にとって大切な生き物なんです。



ある時、オニヒトデにやられたサンゴの中で、 海底ケーブルについたサンゴだけが無事に 生き残っていることに気がついた上原直さんは ロープを水中に吊るしてサンゴを育てることを 思いついたそうです。



サンゴがすくすくと育つには、太陽の光と 澄みきった海の水がなによりも大切です。
那覇新港には貴重なミドリイシサンゴが 生息していますがいずれはここも埋め立て られてしまうそうです。



上原さんはこの湾内で、特別の許可をもらって サンゴの苗を採り、与那原に持ち帰り、 ロープにくくりつけて育ってています。



「サンゴを養殖すれば、経済的に潤うと いうような環境を作りたい。そうすれば、量的に 増えていくと思います。子供たちに私の子供の 頃のようなサンゴを見せてやりたい。」上原さん



上原さんのような活動が、今後どんどん広がって、 地球上のあちらこちらでサンゴが守られていくといいですね。