今日は琵琶湖のほとりのある琵琶湖博物館 を紹介します。
その名前の通り、琵琶湖の生い立ちや、人と 琵琶湖の歴史を見ることができます。



博物館の中に家が建っています。
これは、昭和30年ぐらいまで琵琶湖の近くで 生活をしていた人の家を復元したものなんです。



家の中に水が流れていますね。
これは昔の人が大切に水を使うために工夫 されて使っていたものです。
水道がない時代は、井戸水を利用して いました。



三つの槽に分かれています。
最初のところで食器を洗い、次は野菜を洗うのに 使います。最後の槽には、鯉が飼われています が、残飯などがエサになるんです。
そして、鯉は食用になります。
水の有効利用が暮らしの中に生きています。



この展示の隣には、今の私たちがどんな風に 水を使っているかが分かる模型もあります。
学芸員の里口保文さんは、この博物館について
「いろんな視点から環境をとらえて、よい環境 とはなにか、誰にとってよい環境なのかを 考えていただく博物館です。」と説明して くれました。



ここは、環境とは何かということを一緒に考えるところなんです。
皆さんも一度訪れてみてはいかがですか。

問合わせ先   滋賀県立琵琶湖博物館
          滋賀県草津市下物町1091
          Tel.077−568−4811