ここ数年、大学や短大では「生活環境学科」 などといった、環境保全を目的とした科目を 取り入れる傾向が目立っています。
京都市右京区にある光華女子短期大学でも 今年度から環境学の実習授業がスタート しました。こちらの実習室では毎日、あるものが 教材として利用されています。



その教材とは、ビールやワインなどの空き瓶。
先生と生徒が一緒になって、ガラス空き瓶を 赤く柔らかくなるまで加熱して、引っ張ったり 伸ばしたりしながら、好みのデザインに仕上げて いきます。



「ゴミではなく資源なんだと。もう一度使ってやらないとこれから先の人々が苦労する。  ちゃんと集めてもう一度使えるものだということを認識してもらうことが必要だという  ことで興味を持ちそうな形で環境問題を考えてもらおうと取り上げています。」
と生活デザイン専攻の中嶋哲夫教授。






いかがですか?
今まで捨てられるはずだったものが、ちょっと工夫をするだけで、こんなにすてきな オブジェに変身するんですね。

環境問題を楽しみにながら学ぶ。
皆さんも身近なことから始めてみませんか?