近畿1,400万人の生活用水の源、琵琶湖。 年を追うごとに汚染が進む湖を、なんとか元の キレイな水に戻していこうと、滋賀県環境生活 協同組合は、10年前に設立されました。 その環境生協が、いま一番推し進めるのが、 資源の循環とリサイクルを目的とした 「湖国菜の花エコ・プロジェクト」です。



資源循環の仕組み
(1)菜種を採る→菜種油に
(2)家庭で使用
(3)廃食油回収
(4)家庭用石けんにリサイクル

場所は、滋賀県愛東町。廃食油のリサイクルは、組合員の主婦たちが 毎週交代で行なっています。



家庭から出る使用済みのてんぷら油を、 PETボトルに入れて回収。 小型の精製処理機を使います。



化成ソーダを添加。



炭酸ナトリウムを添加。



5時間かけて廃食油が粉石けんに なります。主婦のみなさんの手さばきは、 もうプロ並み。みるみるうちに油が石けん に変わっていきました。



主婦の堤昭子さんは、「自分のすてようと思っているものがリサイクルでまた使えるという喜びがいいんじゃないかなと思います。」と自分も参加 出来る仕組みは好評のようです。

洗いものは粉石けんで。環境生協は世界に呼びかけています。

問合わせ先    滋賀県環境生活共同組合
            Tel.0748−46−4551
             http://www.biwa.ne.jp/~econavi/