最近では、PETボトルをいろいろリサイクルする運動が盛んですが、みなさんは何かに利用していますか。


環境保護団体「エルフの会」の黒鳥臣弘さんは、PETボトルを使って何かを作っていますが、いったい何が出来るんでしょう。
実はこれ、PETボトルを集めて作った温水器なんです。この温水器は、水圧だけで水を屋根の上に上げ、その後は、放っておくだけ。



夏なら3時間で50度以上のお湯に。冬でも6時間で20度のお湯になるんですよ。これは、黒鳥さんがこの温水器を付ける前と付けた後のガス代を比べたグラフ。約半分のガスの節約になるんです。
「今は、もう太陽の恵といいますか、太陽ブロというんですか。そういうものに入ってるという感じで大変満足しています。」



エルフの会では、他にも様々な形や仕組みのPETボトル温水器を作っています。
「少しずつでも、そんなに時間はかからないし、やり方を会でいくらでも強力できますから、ぜひみんなで作ってお風呂に使ってほしいです。全国で使ってほしいというのが夢ですね。」とエルフの会事務局長の山田宏樹さん。




PETボトルを使えば、太陽熱でお風呂が湧く。これこそが自然の恵みですね。