ここは大阪府堺市にある堺市クリーンセンター。
とってもきれいなゴミの焼却工場です。
トラックで運ばれてきたゴミは、ここからゴミピットにいれられます。気圧が調整されて、ピットの中からにおいが外に出ていかないようになっているのです。



中の機械はほとんど自動運転なので、無人工場のようですね。しかもとっても静か。
それだけではないんです。



スーパーごみ発電といって、ゴミを燃料にして大規模な発電をしているんです。



蒸気タービンと航空機のジェットエンジンが使われたガスタービンは、たくさんの量の電気をおこすことができます。起こした電気は、この焼却工場で使う以外になんと37000世帯で供給されています。



この電気の売り上げは、1年で5憶4000万円。
これなら立派な発電所ですね。



このゴミ焼却工場は、今までのものとは違い単にゴミを燃やすだけでなく、クリーンなシステムでクリーンなエネルギーを生み出す工場へと進化しています。
こんなゴミの焼却工場が日本に少しずつ増えるといいねすね。