現在日本でビールやジュースなどの缶入り飲料は年間およそ190憶本販売されています。
そのうちの半分以上の100憶本もの空き缶がポイ捨てされ、環境を悪くする原因にもなっているんです。空き缶条例などにより、分別回収やリサイクルが勧められても、回収率はまだまだ低いというのが現状です。



そこで、今日は、身近にあるリサイクルの優等生「ガラスビン」をご紹介しましょう。



 みなさんは昔、使い終わった空き瓶を洗って、買ったお店に返していましたよね。
今も残っているこの方法は、リターナブルシステムといって、もう100年以上の歴史のあるもっともシンプルなリサイクルなんですよ。



リターナブルびんは、洗えば、再利用できるため、資源の節約にもなり、環境にやさしい容器といえます。

リターナブル(returnable)とはもどすことができるという意味です。



また、何回も使われるうちにキズがつき、再利用できなくなっても、砕いて新しいガラスビンを作る原料(カレット)になります。



そして、現在、道路や建築材料として役立てるリサイクルも全国で進められています。
いろんな可能性を秘めたリサイクルの優等生ガラスビン。



みなさんもちょっと見直してみませんか。