毎日自動改札機で回収されるきっぷ。
どれぐらいあるかご存じですか?
これをゴミとして捨てれば、大変な量になるんです。ですから、きっぷもリサイクルする必要があります。JR西日本では、回収されたきっぷは、壁材の原料として使われているんです。きっぷには鉄の粉が混じっているので、壁材になるとコンクリートとくっつきやすいというメリットがあるそうです。



こちらは定期券。実はその材質は、ペットボトルと同じ、ポリエチレンテレフタレートなんです。そのリサイクル方法は表と裏両面の印刷をはがしてもう一度別の印刷をするんです。そして名刺、時刻表、トランプなどに再生されています。



さらに最近では、定期券が再利用されたポイントカードも登場しました。
JR西日本全体で使われる定期券は、1年間におよそ950万枚。その半分以上がこんな風に回収されリサイクルされているんです。
私たちが一度使ったきっぷや定期券も有効に利用されているんですね。