今日は天保山にある海遊館にやってきました。ここ海遊館は、地球をひとつの生き物であるという仮説に基づき、人間がほかのいきものとの共存を図りながら、地球環境を考えていこうという総合生物館です。



まず、この岩。本物の岩場から型だけをとって造った人工の岩なんです。海辺から本物の岩をとると環境破壊につながるという考え方なんですよ。



そして、実はこの珊瑚も海草も全て造り物。ハリウッド映画のセット作りの技がフルに生かされています。「環境保護」と「水質の安定」が目的で生き物には無害です。魚たちも安心して泳いでいますね。



この水槽の上にはリスざるやトキが暮らしています。これは生態展示といって、水辺に暮らす生き物たちを自然のままに観察できるようになっているんです。



自然界、いろいろな生き物同士が複雑にかかわりあっています。みなさんもここ海遊館で海の生き物を通して、地球環境を考えてみませんか。