今年11月、野生動物保護のために活動している小学校から高校までの代表者が東京に集まりました。(第35回全国野生生物保護実績発表会大会)その中で、兵庫県豊岡市の小学校が豊岡市の取り組みをテーマに発表しました。



日本の野生のコウノトリが最後まで生息していた豊岡市。今、コウノトリを野生に復帰させようという取り組みが始まっています。
コウノトリを出来る限り自然な状態に置いて自分でエサを捕る訓練も行っているんです。おもちゃの病院もあるようです。



公園の外の環境も変わってきています。農薬を使わずに雑草や害虫をアイガモに食べてもらうアイガモ農法を取り入れるようになりました。コウノトリのエサになる虫やタニシが育ちます。


川の工事もコンクリートで固めるのではなく、石を敷き詰めた堤防や湿地を作る事で野鳥の絶好のエサ場になりました。コウノトリが住める町は、人が住める町。子供たちがイメージする21世紀、そこにはコウノトリと人が共生する未来が描かれています。


大人も子供も一緒に参加するエコロジーのお祭り楽しそうですね。