みなさん、町でこんな車をみかけたことはありませんか。実は、この車、共同で利用する電気自動車なんです。今。横浜、大阪、京都の三つの都市で電気自動車の共同利用の実験が行われているんです。この電気自動車をどんな風に利用するのかというと、まずインターネットまたはiモードで使う車を予約します。車を使う日時、出発地点、車の返却地点を入力。

駐車場では、ICカードで車両のロックを解除して出発します。車の中にはナビゲーションがあって、目的地までの経路や道路の混み具合を示してくれます。仕事が終わると予約の時に指定した駐車場に車を返します。

そこで、次の利用者のために電気を補給しておきます。都市交通問題調査会の有水仁孝さん「排気ガスを出さないということで、環境にやさしい電気自動車の普及を目指しております。また、この電気自動車を共同で利用していただくことによって、都市の車の量そのものを減らすと、この電気自動車ご使用後にはですね、公共の交通機関、地下鉄などを使っていただいて空荷の走行を減らすということで都市の交通渋滞の解消も考えております。」


このシステムで環境にやさしいまちづくりができるといいですね。