このプランターは一体何から出来ていると思いますか?実は発泡スチロールなんです。


大阪市住之江区の栄和電気製作所でスチロールスモールという機械を作っています。この機械に発泡スチロールを入れると、中で温められている廃食油が発泡スチロールをどんどん溶かしていきます。この溶けた発泡スチロールを型に入れて冷やすとキレイなプランターの出来上がりです。



コスモエンジニアリング代表取締役の間彦昇太郎さん「発泡スチロールをブルドーザーでダンプカーに積みこんでいるところを見たんです。この数が莫大で非常にバカげていると思ったので、これはなんとか縮めないとどうしようもないという考え方で縮めることを考えました。縮めたあとどうするかと考え、ガーデニング用品をいろいろ作ってみました。」



溶けて固まってしまった発泡スチロールは石のように硬くなります。そして、溶けた発泡スチロールが独特の模様をつくり味わいがでてくるんです。発泡スチロールからプランターへ。街の電気部品工場に働く人のちょっとしたアイデアが私たちに環境のことを考えさせられます。