ここはコープこうべのお店。おいしそうな野菜ですね。
この野菜を店頭に並べる前には、たくさんの野菜くずや食品の加工くずが出ます。コープこうべでは、これをゴミとして捨てるのではなく、資源として再利用しているんです。


たくさんの加工くず。これが専用のトラックに積み込まれて出発します。トラックが向かった先は、兵庫県三木市にあるコープ土づくりセンターです。ここで、野菜の加工くずに家畜のフンやモミ殻などが混ぜられて、堆肥が作られているんです。およそ二ヶ月で栄養たっぷりの堆肥が出来上がります。



そして、この堆肥は、エコファームと呼ばれる畑に運ばれ、野菜を栽培する時の肥料になるというわけです。この畑のキャベツも堆肥で育ちました。どうです。おいしそうですね。
このエコファームで栽培された作物は、どこへいくのかというと実はコープこうべのお店に出荷されるんですよ。


このように出来るだけ無駄をなくしながら、輪のようにぐるぐると回る資源の流れを「資源の循環」というんです。コープこうべのように、自然の恵みを循環させる仕組みを私たちの暮らしのなかでもっと増やしていきたいですね。