ここは京都市中京区のじゅらく児童館。今日はみんなが楽しみにしていた特別メニューがある日なんです。みんなを待ち受けていたのはこの絵本。「みどりのえかきやさん」っていうんですけど、ちょっと変わった絵本なんです。


環境市民の林貴和子さん
「この絵本は、誰もが自由に書き込めるようになっていまして、絵を描くことを通して自分たちの生活を見つめ直し、そして環境問題に関心を持ってもらえればいいなと思って作りました。」



「今日みんなにはカレーの材料を書いてもらいます。そして、クイズやゲームを通して、みんなにとってとても身近でおいしいカレーが手元に届くまでには実はいろんな要素が必要であることをこのワークショップ(参加体験型学習会)を通して、気づいてもらえればいいなと思っています。」
今度は、カードを使ったゲームでお勉強です。

「環境問題への取り組みはいろいろありますが、自分自身が体験し考える中でたどりついた答えでなければなかなか行動には結びつきません。この本や本を使ったワークショップが子どもたちにとってきっかけを与えるものになればいいなと思っています。」と林さん。


子どもに感想を聞いてみました。
「カレーの材料を揃えるには、すごく時間がかかるんだなということがわかりました。」
自由に書き込むことができる絵本の最後のページ。地球はみんなのものですよね。