廃棄物を資源に戻す努力が続くビール工場。麦の絞りかすやビール酵母が再資源として有効に利用していますが、それだけではないんです。
今日は、廃棄物をゼロにする取り組みをご紹介しましょう。


ここは、分別回収ステーション。分別をするため分別ステーションの箱の種類がとても多いんです。ビールの製造に直接関係しないゴミもここへ持ち込まれて徹底的に分別されているんです。


やはり分別をすればですね、徹底的に出来るということが一つ。」とアサヒビール吹田工場の山中晶さん。
〜ポイントその1〜
 徹底した分別回収!社員一人一人がいつも分別を心がけているそうです。

でも、大変ではないですか?
「慣れれば簡単です。これも私たちの仕事の一部なんです。」と社員さん。


〜ポイントその2〜
 分別も仕事のうち。誰もが分別しやすいように、どの箱に何を入れるかの表示を分かりやすくすることもポイントだそうです。たとえば、種類の多い紙のゴミは、そこのカゴに入れるのかをわかりやすくしているんです。さらにチェックも厳しく行われています。



〜ポイントその3〜
 再資源化処理の実態を確認する。「自分たちが資源として出したものは、本当に資源として活用されているかどうかということを最後まで見極めるのも我々の仕事だというふうに思っていますので。」と山中さん。



一人一人の努力で工場の廃棄物がゼロに近づくんです。すばらしいですね。