2004/06/28

 学生時代から、結構旅行好きであちこち行っているのですが、日本地図を広げ るとまだまだ行っていないところがあります。そして、いつかはここに行ってみた いなと思い、なかなか実現しないのが常なのですが、今年はたまたま、前回の四万 十川につづいて 尾瀬に行くことができました。毎年6月前後になるとテレビのニュースで水芭蕉の 咲いている様が映し出され、いつかは行ってみたいと思っていたのですが,とうとう 行きました。
 とはいえ、限られた時間で、しかも東京のまだ先ですから、かなりのハードスケ ジュールでした。何十年ぶりかで夜行バスに乗り早朝から湿原に向かいました。で も、行った甲斐はありました。天候に恵まれたこともあるのですが、想像以上の豊 かな自然でした。憧れの木道を歩いていると、湿原を吹く風が、なんというか甘 いのです。また、水芭蕉は、テレビの画面では密度濃く群生しているように見え たのですが、生で見る水芭蕉は、木道をやさしく囲むようにひそやかに咲いていま した。
 時間と手間はかかりますが、生で接することの素晴らしさ、大切さを改めて実感 しました。皆さんも、テレビ、新聞、雑誌、そしてこのようなインターネットでで 見たところや、Earthbreezeでご紹介している場所に、機会があれば是 非足を運んでください。きっと何かがあります。(N)