ゲストは、電子音響デザイナーの大野松雄さん。

日本初の本格的テレビ・アニメーションとして、1963年に放送がスタートした『鉄腕アトム』が、そこで使われている効果音、サウンドの面でも、斬新で、画期的な作品として評価されていることをご存じでしょうか？

1960年代は、ロボットや宇宙というものが身近な話題ではなかった時代です。ロボットが歩くと、どういう音がするのか？それを知っている人は誰もいませんでした。そんな時代にロボットの音を想像し、パソコンもシンセサイザーもない環境の中で、そのサウンドを作りあげたのが大野松雄さんです。

大野さんがどのような経緯で手塚治虫さんと出会い、『鉄腕アトム』の制作に関わるようになったのか？についてお話いただきました。

電子音響デザイナーの大野松雄さんをゲストに迎えての2週目。

大野さんが『鉄腕アトム』の効果音を制作していく中での手塚治虫さんとのエピソード、
また手塚さんから受けた影響などについてお話いただきました。