2009年11月 1日
■今日から11月。なんでこんな早いの、時間が経つのは・・・ていうか、もう少し気の利いたこと云えないかと思いますが、ホントこればっかりはホントなんだから仕方がない■人間、年齢を重ねるとどうして時間の経過を早く感じるのか・・・これについてはいろんなことが語られています■①よくある俗説のひとつが、『年とると刺激が減るから』説。幼い頃・若い頃は見るもの聞くもの体験すること全てが刺激に満ちていて、それらの記憶がいっぱい脳内にメモリーされ、濃密な時間として記憶されるけれど、大人になると、大概のことは経験済みで日々の生活に刺激がなくなるから、記憶もあっさりしていて短く感じてしまう、っていう・・・。しかし、かなりいい年である我が身に照らして考えると、私今から2年半前、『フォッフォッフォッ・・・きみ新しくできるホールを担当したまえ、さあ行くのじゃ!』『ヒューッ!(了解)』と命じられ、以来不慣れで刺激に満ちた時間を過ごさせていただいているわけですが、やっぱり早いよ~!時間経つの。もっと短いスパンで考えても、つまらない芝居を観ている時ってほんと時間の経つのが遅く感じられますよね。【つまらない】≒【刺激的じゃない】だと思うので、その点でもこの説には同意できないかな。ねえ、観劇中暗闇の中で腕時計を何度もチラ見して、『止まってるん違う!?』と愕然とした覚えはきっと誰にもあると思うんですけど(笑)■②次に、『それまで過ごしてきた人生の中で【1年】という時間が占める割合がどんどん小さくなるから』説。7歳にとっての1年は人生の1/7だけど、50歳にとっての1年は人生の1/50に過ぎないから短く感じる、っていう・・・。これはかなり納得かな■③あと、非常に科学的に思えるのが、ベストセラー『ゾウの時間ネズミの時間』の理論を、ゾウを大人に、ネズミを子供に当てはめる考え方。動物は一般に体が大きくなるにつれ心臓の鼓動がゆっくりになります。一生に打つ心臓の鼓動はゾウもネズミも15億回と等しい。つまり、大きくなると時間あたりのエネルギー消費・活動量は少なくなり、生物学的な時間の流れはゆっくりになる。逆に外界の動きを速く感じるわけです。なんかちょっとややこしいですが、映像の撮影と再生の関係にたとえると分かりやすい。高速度撮影したフィルムを普通に再生すればスローモーションになり、低速度撮影したフィルムを普通に再生するとチョコマカ速い動きになる。前者のように世界を見ているのがネズミ(子供)、後者がゾウ(大人)というわけです。なるほど・・・
■なんだかなー。何を書いているのか。いやね、2008年5月2日にわがABCホールが開館して、明日で1年半ってことが云いたかっただけなんです。1.5th anniversary??いや、そんな云い方はないなきっと■ホールでは今、桂雀松さんの独演会の真っ最中。ちょっとお天気が悪くなってきましたが、大入りのようで、よかったよかった。明日は、代官山のカリスマ・ヘアデザイナーさんのイベントがありまして、こちらはちょっと業界向けのイベントなので当HPではご紹介してませんでしたが、これもSOLD OUT。 その後『新婚さん』があって、試写会があって、今週の土・日は見目麗しき女子たちがガンガン踊りまくる、jade版『人生ゲーム』です。 次の週は、月曜に桂雀々さんの独演会があって、後半から大阪ヨーロッパ映画祭 、そして、その翌週は丑の会『ミ・ラ・イ...』。12年に一度、丑年にだけ公演するという、丑年の人だけで構成された集団によるお芝居です■あ・・・これイベント情報のってないわ。今しばしお待ちください・・・ふう(艦長)
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- 2009年11月01日日曜日