2011年11月
■そんなわけでございまして、諸般の事情(うっかりも少々)でイベント情報に掲載しておりませんでした本日の催し、ロッチ単独ライブ『STLOTTiBERRY』、まもなく開演であります。すみません■チケットはもちろん完売。さすが東京の人気お笑いコンビ!なセンスのいいオリジナルグッズたちを求めるファンの皆さんでロビーは先ほどまでごった返していたのです。そして実はその頃、ロッチのお2人は、舞台に向かう直前まで楽屋前の廊下でコントのネタ合わせをしておられました。しかもホンイキで!つまり、軽く段取りのおさらいをするのではなく、細かい間やイントネーションなどを確認しながら、本番同様のテンションで掛け合いをしていたという...■いやすごい。真面目やわーロッチ!仕事に対しても、お客様に対しても、とても誠実な印象を持ちました。ああいうの見ると、つい応援したくなりますよね(艦長)
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- 2011年11月27日日曜日
気がつけば11月最終週。もう朝は吐く息が白いですね。ABCホールのある堂島川沿いがイルミネーションもきらびやかになってきております。もうあと1ヶ月で今年も終わり!!
来年もABCホールはすでにたくさんのご予約をいただきまして、楽しそうな公演目白押しですが、その前に2011年のラスト月もとても盛りだくさんです!
2011年12月、最初の週は今とても注目されており大阪公演も毎回動員数を伸ばしているイキウメ「太陽」から始まります。
こちらの公演挟み込みはキョードー大阪さんが一括でされますので、挟み込み詳細およびお申し込みはキョードーインフォメーションまでお問い合わせください。
キョードーインフォメーション
「イキウメ:ABCホール公演挟み込みについて」とお電話してください。
06-7732-8888
12月はイキウメさんに引き続き、笑福亭松喬さんひとり舞台、映画試写会、メッセンジャーあいはらさんのイベント、ABCホール初登場のよろずやさん「バイバイ」、劇団赤鬼さんが名作を再演「リトル・ウエンズディ」、年末は12月29日・30日と石原正一ショー漫画朗読!!詳しくはABCホールWEBイベント情報をご覧ください。
あ!明日は大阪W選挙だ!ABCホールはロッチさんの単独ライブです!(乗組員N)
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- 2011年11月26日土曜日
『スタンダップ!』《ABCホール大特集》のお知らせ
■ABCテレビのイベント情報番組「スタンダップ!」(関西地区)でABCホール特集をやってもらえることになり、先日、伊藤えん魔プロデュース『蒲田行進曲』の公演期間中に取材が行われました。演出のえん魔さん始め主要キャストの皆さんに、ABCホールについて、お芝居などライブの魅力について語っていただいたのです。いやー日本広しといえど、テレビで特集が組まれる小劇場はきっとないですよ。さすがABC!さすがABCホール!■そしてその放送は・・・なんと昨晩、11月17日(木)深夜に終わってしまいました!たはっ、、、本欄でお知らせするのを忘れていました。申し訳ありません。しかしこの番組、再放送があります!明日、11月19日(土)深夜3時14分から。昨夜見逃した方は(僕も)是非チェックしてください。しかししかし・・・!この日は夕方よりコナミ日本シリーズ2011第6戦の中継がありまして、試合の状況によって放送時間が変更になる可能性があるのです。最悪なくなってしまうかも、とのこと。わん(泣)。
■さて昨夜の番組内でも、看板俳優・八嶋智人さんにばっちり舞台の魅力を語っていただいた東京の劇団・カムカムミニキーナさん、本日小屋入りです。土・日の3ステに向けて、現在仕込みの真っ最中。ABCホールは2009、2010に続いて3回目となります■今年の作品『かざかみパンチ』は、演劇、あるいは劇団を題材にした、ちょっとメタ的な戯曲のようです。劇中に、劇団主宰者・松川武太郎という人物が登場するのですが、カムカムの主宰者であり作・演出を担当する松村武さんの自己像が彼に投影されていることは間違いないでしょう。そして、今回劇中の劇作家(ややこしい)である松川が創作する作品、すなわち、現実の劇作家・松村武さんが劇中劇として描く作品のベースは、ずばり『古事記』。ヤマト朝廷が日本を支配する以前、古代日本の一大勢力であったとも伝えられる神話の国・出雲がストーリーの鍵となっています。実は松村さん、『古事記』を暗誦したと伝えられる稗田阿礼ゆかりの地、奈良県大和郡山市稗田町のご出身。そして来年・2012年は古事記編纂1300年の記念の年に当たっており、故郷の古事記関連プロジェクトでも大活躍されているそうです。うーん、まさに稗田阿礼が憑依したかのような使命感!ですね■八嶋さんを始めとする強力な役者陣も一体となった渾身の神話的大作、観るしかありません!
20日(日) 14:00
※各回おまけアフタートークあり
※当日券は開演1時間前から発売
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- 2011年11月18日金曜日
■日本シリーズがいよいよ始まりました!・・・と僕はテレビの電子番組表で知りました。昨日は人気球団代表の衝撃的な記者会見がありましたが、プロ野球、ちょっといろいろ大変ですね■1週間ほど前の夜。地上波テレビ(関西圏)では、ゴールデンアワーに2つのスポーツ番組が放映されていました。バレーボールとフィギュアスケート。しかし、プロ野球のクライマックスシリーズは地上波では観られませんでした。中高年の男性にはにわかに信じられない事態ではないでしょうか。風呂上り、ビール片手にナイター中継を観る、っていうのが日本の正しいお父さんの姿だったはずなのに■戦後日本において、プロ野球が何故あれほどの人気を博する娯楽となったのか。そして何故近年その地位を追われつつあるのか。わが国に暮らしている人なら誰でもその理由のいくつかは思いつくでしょう。しかし、放送局は長年優良コンテンツとしてプロ野球にお世話になり、共存共栄(今風に云えばWin-Win)の関係を築いてきたわけで、それを論うのもこの場ではどうかと思います。ただ、なんとなく淋しいのです■・・・僕は、子供の頃まで巨人ファンでした。正確に云うと、1974年10月14日まで。この日は、不世出の大打者・長嶋茂雄さんの引退試合の日。でも僕が巨人ファンを止めたのは、長嶋引退のせいではありません。同じ日、長嶋同様巨人軍を支え続けた森昌彦捕手(現・森祇晶氏)が、華やかなセレモニーもなく、地味な記者会見だけで現役そして球団を去ったからなのです■もちろん長嶋選手も大好きでしたから、V10を逃した直後のこの日、消化試合となった中日とのダブルヘッダーの中継を、テレビの前で正座して観ていました。第1打席、現役最後のホームランでも、最終打席の全力疾走でも、名高い『永久に不滅』の挨拶でも、涙したのを憶えています。でも僕はやっぱり森さんの方がもっと好きでした。何故でしょう?■翌春僕は大学に入学し、心理学を学んだりするわけなのですが・・・そこでハタと気づいたことがあります■森捕手は、川上監督の下での巨人軍の黄金期、いわゆるV9時代にはほとんどの試合でマスクをかぶっていました。そしてほとんどの巨人戦は、関西でもテレビ放映がありました。今の野球中継はセンター・バックスクリーン横のカメラの映像がメインですが、当時はバックネットからの画がベースでした。しかも今ほどカメラの台数も多くはなく、カットの切り替えも少なかったはずです■ということは、です。高度成長時代日本の夏場の風物詩・巨人戦の中継で、相手チームの攻撃の時には、画面にはほとんどの時間、森捕手の背中が映っていたわけです。しかも球審を除けば画面の一番手前に!僕はひそかに、テレビ放送開始から70年代半ばまでで、日本で一番長い時間テレビに映っていたのは森捕手ではないかと思っています。だって他に候補思いつかないもん■で、ですね、ここから話は勝手に佳境に入るのですが、アメリカの心理学者の研究で、『単純接触効果』というのがあるんです。つまり簡単に云うと、接触する機会の多いものに人間は好意を抱いてしまう、という法則。何度も同じ音楽を聴いていると、いつの間にかその曲を好きになって知らぬ間に口ずさんでいる、なんていうのが代表例でしょうか。まあ当たり前っちゃあ当たり前の現象ですが、これが世の「広告」というものの理論的裏付けでもあるのです■つまり、僕は少年時代ずっと野球中継を観ていた間に、最もよく接触する『背番号27・森昌彦』に最大の好意を抱くようになったのではないか、と■でも森捕手がたくさん映っていたのはウチのテレビだけじゃなく、日本中ですからねえ。うーん、簡単に屁理屈が崩壊したゾ■やっぱりアタクシ生来、ちょっと脇にあるもの、地味目なもの、が好きなタチなんでしょうか??マジ悩むわあ・・・(艦長)
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- 2011年11月12日土曜日
本日より激富「夏嵐~げらん~」が幕を開けました!満席の初日でございます。雨の中ご来場ありがとうございます。急に気温が下がっていますので皆様お体ご自愛ください!
さて、来週の公演カムカムミニキーナ「かざかみパンチ」の挟み込みが決定いたしました。
カムカムミニキーナ「かざかみパンチ」
11月18日(金)15:00より 700部
※1種類につき1名要員
※後挟みなし
ご希望の方は上記日時にABCホール入り口へお越しくださいませ(乗組員N)
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- 2011年11月11日金曜日
■秋、ようやく深し。2011年のオシリが見えてきました。なんとまあ恐ろしい。このブログが開設されてから間もなく4回目の年の瀬ということになります■今からちょっとうんざりしてしまうのは、年末のテレビにつきものの、重大ニュース総まくり的なVTRですね。もーいいんじゃないか今年は!?■3.11の地震と巨大津波、原発事故、政権の混乱、大相撲八百長問題、大物タレント突然の引退、アイドルグループの総選挙、地デジ化完了、ウサマ・ビンラディン、カダフィ大佐の殺害・・・そしてきっと、その中で『全ての日本人に勇気と希望を与えた』みたいな扱いで登場するであろう、なでしこJAPANの優勝■まあ、仕方ないことだとは思うんですが、少なくとも今年はランキング形式はやめた方がいいんじゃないかなあ。膨大な数の同胞が命を奪われ、残された人々には想像を絶する悲しみと苦しみが今なお居座り続けていて、環境問題的には世界(地球)にも結構迷惑をかけているわけで・・・。収束どころか、2011年はさらに悪い事態の始まりの年なのかもしれない■もし『2011重大ニュース』というククリで、東日本大震災とAKB総選挙を1本のVTRで扱う番組があったら、僕は、本当にあれです、うん・・・(モゴモゴ)■ちなみに僕は、なでしこが優勝しようが、イチローがMLBの安打記録を塗り替えようが、日本がオリンピックで金メダルを百個獲ろうが、残念ながら『勇気』はもらいません。逆に、『たしかに素晴らしいし嬉しくなくはないけど、これは他人事。自分が頑張らなきゃ明日からも僕の生活は一切変わらない』と思ってしまいます■ん?それが『勇気』なのかな??
■さて、ABCホール初登場の激富さん、本日小屋入りされ、仕込み真っ最中です。かつて劇団☆新感線に在籍していたフランキー仲村さんが結成したコント集団『激男富田林』を前身として、1992年に旗揚げされたとのこと。だから、『げきとみ』ではなく『げきとん』です。私不勉強にして未見です■とても立体的で大掛かりな舞台装置が立ち上がっています。ちょっとダークな近未来日本を舞台に繰り広げられる、電脳と音楽の戦いの物語・・・みたいです。楽しみです(艦長)
11月 11日(金) 19:00
12日(日) 14:00 19:00
13日(日) 13:00 17:00
※受付は開演1時間前、開場は開演30分前
※一部前売り完売、完売間近の回があるようです。最新情報は劇団公式サイトで
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- 2011年11月09日水曜日
今週末ABCホールにて公演の、激富『夏嵐~げらん~』の挟み込み情報が届きました。
■11月9日(水) 17:00~
■1200部
※1種類につき1名要員 ※後挟みなし
ご希望の方は上記日時に直接ABCホール入口にお越しください。
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- 2011年11月07日月曜日
■本日ABCホールでは、『仮面ライダーオーズ/OOO』で大人気を博した俳優、渡部秀さんの20thバースデーイベントが開かれています■つい十数時間前までは、つかこうへい&伊藤えん魔の濃密な劇世界が作られていたステージに、今はJUNONボーイですよ!いやはや振幅が大きい■20歳の誕生日といえば、ふと思い出したのが、1994年3月末に心斎橋筋2丁目劇場で観た、千原ジュニアの20歳の誕生日ライブ。初めて彼に会った夜です。たしかイベントのサブタイトルが『単なる通過点』でした。彼らしいというか・・・正直ちょっとサムいんちゃうこれ!?■その後のジュニアの波乱の人生を思えばむしろ出発点だったわけですが、このタイトル、彼が十代にして既に大阪でカリスマ的人気を誇っていたことの証明でもあります。先日ABCテレビで放送された特番『復活!すんげー!Best10』の収録の時、久しぶりに話すことができたのですが、シャベリの安定感はやはりすごいな!と感じ入りました。
■さて、昨夜はこれも久しぶりに打ち上げ参加。伊藤えん魔プロデュース『蒲田行進曲』の打ち上げに少しだけお邪魔させていただきました。『熱血版』、『狂乱版』とも大好評、客席を笑いと涙と感動の嵐に巻き込んだ6ステージでした■なんというか僕なりの変なこだわりで、日頃年下の人の前で昔話は絶対しないように自戒しているのですが、ちょっとだけ、つか芝居、そしてつかこうへいさんの思い出話をしてしまいました。ああ恥ずかしい。
■伊藤えん魔プロデュースは、次は来年2月おそらく新作上演とのこと。恐ろしいペースです。しかし楽しみ(艦長)
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- 2011年11月06日日曜日
■伊藤えん魔プロデュース『蒲田行進曲』《熱血バージョン》&《狂乱バージョン》、明日初日を迎えます。何度もお伝えしているとおり、座長・えん魔氏が突然体調を崩し入院、一時は公演開催も危ぶまれたのです。しかし名に負う地獄の大王というべきか、驚くべき速さで復活、無事東京公演を大好評のうちに終えて、いよいよ大阪凱旋公演という次第■さすがに配役は当初の発表から少し変わりました。『蒲田行進曲』は、ご存知のとおり映画撮影所に生きる3人の男女の愛の物語ですが、一番大きな変更は、《狂乱バージョン》におけるスター男優・銀ちゃんの役が《伊藤えん魔→美津乃あわ》となったところ。銀ちゃんの恋人でありながら大部屋俳優・ヤスと結婚することになる女優・小夏を演じるのは、初演同様、イケメンの田渕法明さんですから、つまり結果的に男女が逆転してしまったわけです■ううー、えーと、ご本人たちから数メートルの距離でキーボードを叩いている身としては表現に非常に気を遣うのですが、この組み合わせって、なかなか魅力的じゃないですか!?ヤス役の行澤孝さんのハマリっぷりと、田渕・小夏の可憐さと妖しさは初演で実証済みです。この2人を傷つけ同時に激しく愛する銀ちゃん役を、常に大スケールの演技で舞台を制圧する女優・美津乃あわさんが演るって、ねえ■いや、元つかこうへい信者の私としては初演の際に無論両バージョン共しっかり鑑賞し、えん魔・銀ちゃんの思いがけないかっこよさ(失礼)に心打たれていたのです。ご本人は残念な部分もあるかと思うのですが、怪我の巧妙ならぬ病の功名で今回新たにもうひとつの銀ちゃん像を造形できるなんて、演出家冥利につきるのではないでしょうか■俳優・伊藤えん魔ファンの皆様もご安心ください。両バージョンともしっかり出演、新キャラもお楽しみ!みたいです(艦長)
伊藤えん魔プロデュース『蒲田行進曲』 《熱血バージョン》《狂乱バージョン》
11月 3日(木・祝) 13:00熱 18:00狂
4日(金) 15:00熱 ☆ 19:30狂
5日(土) 13:00狂 ☆ 18:00熱
※☆・・・震災復興義援トークショー「500円えん魔ちゃん」 11/4・17:45~ 11/5・16:00~
※当日券は開演1時間前から発売します
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- 2011年11月02日水曜日