2016年1月
■劇団鹿殺し『キルミーアゲイン』、明日初日です■おなじみ鹿殺しは2000年に関西学院大学のメンバーを中心に旗揚げされ、その後東京に拠点を移し大活躍、現在活動開始15周年記念期間中です■ABCホールの舞台の上に昨日から組まれているのは、もうひとつの舞台。今回の作品は、ある田舎の村の芝居小屋が"舞台"となっていて、その小屋の舞台がABCホールの舞台の上に作られているという、(ややこしい)わけです。15年前に村を襲った鉄砲水で水没し、ようやく復活したこの劇場で、ある芝居の幕が上がります。水害で村を捨てた演劇青年が呼び戻されて主役を演じる、馬鹿馬鹿しい喜劇。しかし、途中からこの芝居と現実の境い目が次第にアイマイになり始め、やがて、15年前にこの村で起きたある出来事の真相が明らかになっていく・・・■いわゆる「劇中劇」の手法を取り入れた「バックステージもの」なのですが、この『キルミーアゲイン』、一筋縄で片付く作品ではありません。演劇という題材。15年という時間。苦楽を共にしたメンバーの離散・・・。そこには、はっきり意識的に、『劇団鹿殺し』という集団の歴史が投影されているのです■舞台でも映像でも今注目の俳優・大東駿介さんをゲストに迎え、木曜から6ステ。土日は前売完売、各回当日券は出るそうですが、追加公演となった金曜のマチネが狙い目です(艦長)
劇団鹿殺し活動15周年記念公演 『キルミーアゲイン』
作・丸尾丸一郎 演出・菜月チョビ 音楽・入交星士/オレノグラフィティ
1月28日(木) 19:00
29日(金) 14:00 19:00
30日(土) 14:00 19:00
31日(日) 14:00
※当日券あり。ただし、(土)(日)は枚数が少ないため、抽選制となります。開演の60~40分前にホール入り口にお越しください。(1/29昼の追加情報)
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- 2016年01月27日水曜日
劇団鹿殺し『キルミーアゲイン』挟み込み
1月27日(水) 17:00〜 1500部
※1種類につき1名要員
※後ばさみはありません
ご希望の方は上記日時に間に合うよう、直接ABCホールロビーへお越し下さいませ。
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さて、1月後半に突入!
突然一気に寒くなり、毎朝気合いを入れてからお外に出ているのですが、
この寒空のなか、大階段の上で出迎えてくれるエビシーをみて、
今日も頑張ろうと心密かに思っています。
ABCホールヘお越しの際は、エビシーにも是非会いに来てください!(乗組員A)
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- 2016年01月21日木曜日
あけましておめでとうございます。
■もう新年も6日目。そう云えばかつて担当していたあるテレビ番組の司会者が、年始1回目の放送の時には必ず、「今年も残すところあと360日」なんてこと(ギャグ)をおっしゃってましたねー。今年も言わはるかな?必見です、、、、■ABCホールは、10日(日)の桂かい枝さんの独演会で本格スタートです■そうそう、落語と云えば、他局ですけど三が日にやってたドラマ『赤めだか』、良かったなー。久し振りにドラマを観て「いいもの観た」と思いました■ご存知の方も多いと思いますが、原作は、今最もチケットの取れない落語家といわれる立川談春さんの自伝エッセイ。17歳で立川流家元・立川談志師匠に入門し、二ツ目の昇進試験に何とか合格するまでの、彼と同門の若者たちの苦闘、天才落語家・立川談志との不思議な交流を描いた作品です。談春役が嵐の二宮さん、そして談志役がビートたけしさん!■落語界の巨人を漫才界の巨人が演じる、これぞお正月特番に相応しい豪勢な重箱の如きスペシャル感(・・・えと、二大スターの姿がオーバーラップすることを重なった重箱に喩えたいんですが上手く書けない・・・)!始まってしばらくすると、談志役は誰がどう考えてもたけしさん以外にあり得ないという思いにとり憑かれます■普段は信じられないほど我儘でマイペースなこの師匠がまたこれ、要所要所でいいこと言うんですよ。私の胸にもズシリとくる言葉、勇気づけられる言葉、まだまだ頑張んなきゃ、と思わせられる言葉が一杯でした。普段は、「テレビドラマに生き方なんか教わりたくないよ」なんて思ってる擦れっ枯らしなんですけどね。原作読み直してみよう■あ、あと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も良く出来てたなあ。今週末、私的には今年の観劇初めとなるわけですが、これも楽しみだなあ。とにかく、テレビでも映画でも演劇でも、良い作品にたくさん出会いたいなあ。で、いっぱい吸収して、自分も何か作らなきゃなあ。
■2016年がよい年になりますように。お互い頑張りましょう。よろしくお願い申し上げます(艦長)
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- 2016年01月06日水曜日