2016年10月
■昨夜。開演の19時から150分間、ノンストップで心の闇を喋り尽くした山里亮太さん、22時に楽屋を出た後は、リバーデッキでかなりの間ファンサービスまでこなされたとか。お疲れ様です■さてそのリバーデッキ、よく晴れた日など雰囲気は最高なのですが、夜になるとぶっちゃけ暗いのです。全体を少しだけ明るくする灯りは少し前に設置されたのですが、ホールの前が・・・。これから楽しいものを観に入る小屋の入口としては少々陰気で、長年気にはなっていたのです。 ■そしてようやくこの秋、こんなものを取り付けてもらいました。入口の上のひさしの下を照らす5つのライト。いろいろ実験が行われたのですが、ガラス扉っていうのは光を通してしまうので直接明るくするのがなかなか難しい。なので間接照明です。これからますます日が短くなり寒くなっていきますが、これでソワレ(夜)の公演もちょっぴり温かい雰囲気でお迎えすることができると思います■さて、劇団銀河さん今朝小屋入り、明日明後日と『いつか観た映画のように』の上演です。映像編集の会社を舞台にした、心の交流の物語。素敵な映画音楽も満載だとか(艦長)
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- 2016年10月28日金曜日
■ABCホールとしてはロングランといえるヨーロッパ企画『来てけつかるべき世界』の7日間、劇団Patch『磯部磯兵衛』の6日間の公演があって、今月はとてもヘビーです。この2つに挟まれたTeam54『のらん』は、公演期間こそ4日間でしたが、男ばかり40人が舞台上で暴れまわるという"圧"の強いお芝居だったので尚更■Patchの若者たちの喧騒がようやく?消えた昨日・26日(水)は桂かい枝さんの独演会、そして今日・27日(木)は恒例、『山里亮太の140』と、ちょっと静かな雰囲気。もっとも、山ちゃんが舞台でしゃべり始めるや、客席は爆笑に次ぐ爆笑が必至なんですけど■で、明日からは劇団銀河さんが来られて、実は今月、2016年10月は、当ホール、ついにお休みゼロの月となってしまいました。うーむ。そして来月11月は、コント公演も含めるとなんとお芝居が6本!!おかしいぞ?11月はにしむくさむらいで小の月だから、1か月はたしか4週間と2日しかないはずなのに・・・??■日本エレキテル連合『ケンクミの二度づけ禁止やで!』(1,2)、劇団東俳『希望のカノン』(5,6)、『あの大鴉、さえも』(10-13)、激富『GAN'S~やさしさのさき~』(17-20)、武士51『BURAI』(22,23)、演劇集団よろずや『バイバイ』(26,27)・・・たしかにあるなあ■不思議だ(艦長)
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- 2016年10月27日木曜日
■劇団Patchご一行、今朝、つまり10月17日(月)の朝に小屋入り、初日は20日(木)です。つまり、今日中に舞台設営を終え、火曜、水曜と2日間、終日怒涛の場当たり稽古が行われるのですね■今年4月に当ホールで上演された『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』が、『天晴版』としてまさかの半年後に再演!・・・おそらく、よほどそれを願う声が多方面から強くあったのでしょう■確かに早過ぎる気はしますが、しかし、この半年の間にもPatchはめまぐるしく動いている。外部の舞台や映像で活躍するメンバーがどんどん出てきました。1期生の松井くん、星璃くんは、そんなこんなで今回は出演しません(松井くんは、新年に出演する舞台のキャラとして、1日だけゲスト出演が決まったみたいですが)■もとより、Patchはただの仲良し劇団ではない。舞台にとどまらずテレビ・映画で、大阪のみならず東京で、そして世界で活躍する次世代のスターを生み出すことが使命のプロジェクトです。だから、この状況も然といえば当然でしょう■そんな中、役者陣のリーダー・村川剄剛くんが、今公演をもって俳優を辞め、劇団Patchのスタッフとして再出発することが発表されました。独特の色気があり、一見ちょっとチャラくもみえるのに実は真面目で礼儀正しい剄剛くん、女性ファンの数もPatch内でトップクラスのはずです。何といってもあの森ノ宮ピロティホールで主役を張った俳優(『幽悲伝』)だというのにちょっと勿体ない気はしますが、でも思慮深い彼らしい誠実な判断なのかな、とも思います■先日稽古場にお邪魔して少々見学してきたのですが、再演とはいえ、内容の半分かそれ以上は書き換えられています。特に、ギャグの小ネタはほとんど新しくなっているのではないでしょうか?元々ストーリーなどあってなきが如き(失礼)ドタバタコメディなので、これはもう新作と云っていい。一度観たからな・・・というためらいは無用です。進化をし続ける劇団Patchの『現在』を見届けて置かれることをお勧めします。前売完売の回もあるのでチケット確保はお早めに!おススメは、10/23(日)の夜、そして10/24(月)の昼・夜だとか■僕は今回、村川くんの姿を他の役者より多目にフォローし、目に焼き付けておこうと思います(艦長)
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- 2016年10月17日月曜日
男だらけ40人が舞い踊る、パワフルな時代劇Team54「のらん」がいよいよ本日開幕いたしました。
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- 2016年10月13日木曜日
■TEAM54プロデュース Vol.9『のらん』本日初日■2014年の夏、大阪(ABCホール)・東京(銀座 博品館劇場)で上演された作品の再演です。前田耕陽さん率いる一座は総勢40人、前回より何故か10人増えてしかも相変わらず男ばかりです。あつくるしー■しかも内容も実に暑苦...もとい、熱くて、天保8年(1837年)に起きた大塩平八郎の乱の顛末を、平八郎とその養子・格之助を軸に描く物語です。江戸の天下泰平も終わりにさしかかろうとしていたこの時代に、飢饉と圧政に苦しむ人々のために立ち上がった大塩平八郎、その志はともかくやり方が無茶苦茶で、門下生や賛同者共々、悲劇的結末へまっしぐら。しかも大坂の町を火の海にして・・・。世直しに燃える男たちが狭い舞台上を2時間余りの間駆け回るので、まあ大変です■座長の耕陽さんは前回に続いて息子の格之助を、そして今回、平八郎は、吉本新喜劇・座長の内場勝則さんが演じます。芸熱心で大好きな俳優さんですが、意外にも当ホールには初登場、楽しみです!(艦長)
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- 2016年10月13日木曜日
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- 2016年10月11日火曜日
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- 2016年10月04日火曜日
■ヨーロッパ企画、今朝小屋入り。第35回公演『来てけつかるべき新世界』あす大阪初日です■このタイトルは、「失われた世界」、「メトロポリス」、と並ぶ手塚治虫先生の初期のSF三部作のひとつ、「来るべき世界」の浪花のオッサン弁ヴァージョンですね■ここ3年の公演をとっても、≪再三の建て増しで迷路と化したお城≫、≪パズルを解かないと上の階に進めない摩天楼≫、≪異星人の観光名所となっている文房具だらけの机の上≫・・・と、ヨーロッパ企画の作品は、毎回全く毛色の異なる、けれどいつも素っ頓狂で愉快な世界設定で観客を楽しませてくれています■そして今回はと云うと・・・≪近未来の大阪・新世界≫。普通といえば普通です。だからかえってとても新鮮なんです。舞台上には通天閣からほど近い大阪の下町の風景が広がっています。奇しくも、ちょうど1か月前に当ホールで上演されたスクエア『芸人コンティニュー』の舞台も、新世界界隈の商店街でした。そしてセットの中心はどちらも、串かつが売りの安居酒屋だったりします■しかし、繰り広げられるお芝居は両劇団の個性そのままに全く違う、というのが面白いところです。スクエアは売れない芸人たちの悲喜こもごもを描いたペーソス溢れるコメディ。ヨーロッパ企画は、町の人々と先端科学のせめぎ合い。ドローン、AI、VR・・・等々がオッサンたちの穏やかな日常に侵入してくることによって起こる混乱を、ドタバタ群像劇に仕立てています■新しい試みとして、これまでのようにひとつの長いストーリーを語るのではなく、短い5つのエピソードが連なった、1話完結型の連続ドラマといった形式を採用しています。そしてこれも恐らく初めてだと思うのですが、東京在住のエグゼクティブという設定の1人を除き、出演者全員が大阪弁で台詞を話します。大阪が舞台ですから当たり前と云えば当たり前のことなんですが、これまでずっと標準語による実にナチュラルな会話劇を得意としてきたこの劇団ですから、それすら新しく感じられます■最近のテレビ界での多彩な活動を見ても、今回の作品を見ても、ヨーロッパ企画はいろんな意味で新しいフェーズに突入した感があります。関西を代表する人気劇団の近未来コメディ、是非(艦長)
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- 2016年10月04日火曜日