空の境界

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キャラクター

両儀式(りょうぎしき)
(CV:坂本真綾)
黒桐幹也(こくとうみきや)
(CV:鈴村健一)
青崎橙子(あおざきとうこ)
(CV:本田貴子)
黒桐鮮花(こくとうあざか)
(CV:藤村歩)

ストーリー

  • 伽藍の洞
  • 痛覚残留
  • 俯瞰風景
  • 殺人考察(前)
  • 殺人考察(後)

1996年の冬の夜。ある病院にひとりの少女が運び込まれた。
彼女の名は両儀式。
長時間に及ぶ緊急治療により、かろうじて一命は取り留めたものの、
昏睡状態に陥り、やがて二年の時が過ぎた。

深い眠りの最中、彼女は「死」そのものの世界に触れていた。
無ともとれる空間に浮遊するのは「式」自身と、幼いころからともに在り、
ひとつの身体で同じ時を過ごしてきた、もうひとりの人格「織」。
やがて、ふたりは離ればなれになり――かくして式は目を覚ます。

同時にそこに見えた景色に違和感を覚える式。
目に映るのは禍々しい線。その線に沿って、崩れゆく森羅万象を幻視する。
目覚めた彼女が得たのは、万物の死の線が見える「直視の魔眼」だった。
己の見つめる景色を理解できぬまま、心を閉ざす彼女はまた、
自身の十六年分の過去自分のものと実感できず、生の実感を見失ったまま
"式"の抜け殻として日々を送る。
その前に現れたのが、言語療法士であり魔術師の蒼崎橙子だった。
同時に、夜ごと病室を彷徨うモノが在た。

今、新たな目覚めと、式と織が誰より何より大切にした、
詩人のような名を持つかつての同級生……黒桐幹也との再会の時が訪れる。

原作:奈須きのこ「空の境界」(講談社ノベルス)
監督:滝口禎一
キャラクター原案:武内崇
キャラクターデザイン:須藤友徳
作画監督:滝口禎一
脚本:平松正樹(ufotable)
美術監督:海老沢一男
美術コーディネーター:東潤一
色彩設計:千葉絵美
撮影監督:寺尾優一・松田成志
3D監督:中村慎太郎
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:ufotable
配給:アニプレックス
製作:劇場版「空の境界」製作委員会