朝日放送テレビ水もん
毎週水曜 深夜放送
この番組の放送は終了いたしました
“自分”を探し続ける 弓の道
そこには 彼らの物語がある
想えば想うほど 憎しみに染まる心
求めれば求めるほど 喪われてゆく色
“自分”であり続けるために もがきながら進む
好きを見つめ続ける日々を 疑い 信じながら
さぁ 歩いて行こう
この道は
いつかの“自分”へ つながっている
弓道における“勝ち”“負け”とは何か。
“あたる”と“あてる”の違いは何か。
数だけでは計れない問いに向き合う弓引きがいた。
風舞高校弓道部の鳴宮湊は県大会優勝を果たし、日々の情熱を弓道だけに注いでいた。
「ああ、やっぱり弓道が好きだ。もっと引きたい。一本でも多く」
同じ頃、これまで無名だった辻峰高校弓道部が地方大会へ進出。
湊達の前に不敵な笑顔で立ちふさがったのは、辻峰の実権を握る二階堂永亮。
「俺はお前らを潰すために弓道を続けてるんだ、みくびるなよ」
彼らの想いは射となって放たれる。
それぞれの射がぶつかる時、まだ誰も知らない、答えが生まれる。