― 株式会社アイ工務店 ―
【第1話】2024年2月26日(月)24:24〜
地域に愛されない会社に将来はない
- アイ工務店 代表取締役社長
坂井達也さん - 地域交流施設
「アイベース福岡」 - 土俵常設型の
ユニークな施設 - 地元の子供たちに
本物を振る舞うイベント - 職人技を受け継ぐこと
の大切さも伝えたい
アイ工務店が手掛ける地域交流施設「アイベース福岡」。大相撲九州場所の開催時に二所ノ関部屋に宿舎として提供しているほか、ちびっ子相撲などにも貸し出している土俵常設型のユニークな施設です。2024年には、仲買業者と協力して正月の初競りで最高級の本マグロを落札、有名店のすし職人に握ってもらい地元の子供たちに振る舞うという催しも実施しました。
「地域貢献ということをどうやって形にしていくかを常に考えていて・・・」と語るのは坂井社長。住宅というのはその土地に合わせて建てるもの、その土地に受け入れられないような家を建てるわけにはいかない、つまり建てるハウスメーカーも地域に溶け込めなければいけないのだと言います。「地元に愛されない会社に将来はない」と坂井社長は言い切ります。注文住宅というものは、完成した製品を売る建売の住宅とは違って形があるものではありません。「紙だけなんです。図面だったり、見積書だったり、資金計画書だったり、書類だけで何千万円という契約をしていただくのです」。そのためには企業としてどれだけ信頼を得られているかが勝負だと言います。地域に愛されなければ信頼は得られない、長続きはしない、そんな思いで地域を元気にするプロジェクトに取り組みたい、ここにはそんなプロフェッショナルがいます。
【第2話】2024年2月27日(火)24:24〜
デザインの基本は表裏一体
長年ハウスメーカーで住宅の設計・デザインを手掛けてきた藤原さん。現在はアイ工務店の“顔”となるモデルハウスのデザインを担当しています。「これまで住宅のデザインを提案するにあたって、家族構成、どんな趣味があるのか、家の中ではどこで過ごす時間が好きかなどなど、さまざまなことをヒアリングしてきました」。藤原さんはそんな経験を自分に置き換えて、自分だったらこういう風に住みたいな、というイメージをモデルハウスの形に落とし込んで伝えているのだといいます。
スキップフロアをはじめ、アイ工務店の特徴でもある、“縦空間を有効活用した間取り”には特にこだわりがあります。収納の面でも動線の面でもメリットがあるのはもちろんのこと、目線が変わることで暮らしの中にリズムが生まれ、家族間のコミュニケーションも良くなるのだといいます。
藤原さんの趣味は街歩き。住宅街を眺めながら浮かんでくるアイデアを書きとめて新たな創作のヒントにしています。「こんな街ならこんな家が似合うだろうとか、こんな住宅だったらどんな街に建てたらいいだろうとか、想像しながら歩くのは楽しいですよ」と藤原さん。一方こんな言葉も。「住宅の間取りと外観を切り離して考えてはだめで・・・」。デザインの基本は表裏一体なのだと言います。「中(間取り)が良いから外(外観)が良い、外が良いと中も良い、という関係があります」。
「モデルハウスに来られたお客様に、『これと同じ間取りで建てたい』とか『外観はこれと同じがいい』などと言っていただけるとやっぱりうれしいですね」
ここには理想の家づくりの道をともに歩んでくれるプロフェッショナルがいます。
- アイ工務店 デザイン室
執行役員 藤原広行さん - 複合型住宅展示場
「アイパーク神戸北」 - 縦空間を有効活用
- 設計の自由度が高い
- 街歩きをしながら
アイデアを書きとめる
【第3話】2024年2月28日(水)24:24〜
営業はお客様の夢を叶える仕事
- アイ工務店 営業担当
佐藤花野さん - モデルハウスでの
接客だけではなく・・・ - みずから設計図や
3Dパースを作成 - 自分で作った設計図
やパースで説明 - 短時間で顧客の要望に
対応した提案ができる
アイ工務店の佐藤さん営業担当。今日は住宅展示場での接客です。「当社は自由設計の注文住宅になりますので完成したお住まいをいかにイメージしていただけるかというところが重要になります」。
アイ工務店では営業担当がデザイン・設計から3Dパース作り、予算計画の作成など、施工に入るまでのほぼすべての作業をみずからが行うことができます。他のハウスメーカーの多くがこれらの作業を分業で行っているのと比べて、顧客の要望にダイレクトに対応することができる点でメリットが大きいといいます。「今のお客様の趣味やご家族の帰宅時間、普段の生活の様子を聞かせていただいて、それに応じて間取りを見直したり、将来の夢をかなえるためにその時がきたら対応できるように変更可能なエリアをあらかじめ組み込んでみたり・・・」お客様と一緒に家を作っていくという考えで営業するのがアイ工務店のスタイル。「営業はお客様の夢を叶える仕事です。ほとんどの方にとって家は生涯に1棟しか建てないもの、だから憧れだったマイホームを後悔のない形で実現していただきたいと思うのです」。お客様が初めて展示場に来られたその時から家の完成まで一人の営業が寄り添って提案し続ける、それが安心感につながる、そうアイ工務店は考えます。
理想の家づくりの道をともに歩んでくれるプロフェッショナルがいます。
【第4話】2024年2月29日(木)24:24〜
職人への感謝がお客様からの感謝につながる
『1mm単位の自由設計』を掲げるアイ工務店。採用している在来軸組工法では、ほとんどの建築工程が現場で行われるため、そこに携わる大工職人の技術が出来栄えを左右します。そのためアイ工務店では支店ごとに地元の腕利きの大工職人と専属契約を結んでいます。統括するのは現場監督の岩本さん。
「住宅というのは地域によって、例えば関西と北海道とでは仕様が違うとか、お客さんが求めるものが違うとか、それぞれに特徴があって、同じ様には作れないこともあるのです。そんな時に地元に特化した、経験のある大工さんの存在は頼もしいのです」。円滑に工事を進めるため施工管理を担当する岩本さんは、職人とのコミュニケーションが何よりも大切だと言います。
「実際に現場に入ってから気づくことや、より良くするために大工さんからの提案を採用することなどもあるので常に話しやすい環境には気を配っています。職人さんは誇りをもって仕事をしてくれています。ただの作業員ではなく家づくりの大切なパートナーですから。結局、職人さんへの感謝がお客様からの感謝に繋がるのです」。
現場監督としては図面通りに建物を仕上げるのは当然、けれども工事を進めていく過程で、図面よりもほんのわずかにスイッチの位置を高くしたほうが使いやすいかもしれない、などの気づきもあるといいます。「お客様は、この家に何十年と住まわれていくわけですから、その暮らしを想像しながら建物を作っています」。
家づくりに情熱を燃やすプロフェッショナルたちがいました。
- アイ工務店 工事管理部
岩本有平さん - 図面通りに
仕上げるのは基本だが・・・ - その土地の建物に
精通する職人の意見は貴重 - 腕前が出来栄え
を左右する現場 - 職人は誇りをもって
仕事をしている - 職人への感謝が顧客からの
感謝へと繋がっている