ビーバップ!ハイヒール

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2008年9月18日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

これがiPS細胞だ!生命科学最前線

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(吉田・小杉)
小阪 由佳
岡元昇(ABCアナウンサー)

世界中が注目している世紀の大発見、「iPS細胞」。昨年11月21日に発表された京都大学、山中信弥教授の大発明「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」は、「再生医療」に大きな一歩を与えたと言える。今回は東京大学大学院 医学系研究科に在籍中の八代嘉美先生を迎えて、凡人メンバーにもわかりやすく画期的発明「iPS細胞」の最前線を解説する。

「生命科学という分野を出来る限りわかりやすく一般の人に伝えたい」という八代先生は、まず「再生医療とは?」をわかりやすく説明。例えばやけどをして皮膚がただれてしまった場合など、身近な症例を出して解説する。「iPS細胞」の素晴らしさを知るには、「細胞」の基礎知識が必要。人間の体には60兆個の細胞があるが、もとはたった1つの受精卵。それが分裂を繰り返して、1つ1つが皮膚、神経、内臓など細胞の役割を決めていく。1度決まった役割は変更できない。血の細胞は血に、皮膚の細胞は皮膚に、一度その役割が決まったら決して他のものにならない「細胞」の神秘と不思議。それを覆す方法がなければ夢の「iPS細胞」は生まれない。そう、「iPS細胞」とは「すでに役割の決まっている細胞をもう一度元に戻し、全く別の細胞に生まれ変わらせる」ための、驚異の先端科学なのだ。

ではその「iPS細胞」は、いかにして生まれたのか。人間が胎児と呼ばれる前の受精後14日までの受精卵「胚」から「ES細胞」を作ることにアメリカの科学者が成功させたのが1998年。だが、「ES細胞」ではまだまだ再生医療のうえで大きな問題が残されていた。そこでさらに研究が進められ、ついに山中教授がiPS細胞を発見。それは、ES細胞が直面した壁をクリア。医学の常識を覆した山中教授の着眼点と研究過程が、八代先生の解説で明らかに。

この他にも「八代先生おススメ!映画でわかる『生命科学最前線』」と題して、3本の映画を紹介するコーナーも。なかでもリンゴが興味を示したのは、クローン人間を描いた「アイランド」。「クローンってどうやって作るんですか!?」と先生ににじり寄るリンゴに、思わず先生から「やる気満々ですね」と言葉が返ってくる。そんなリンゴに、相方モモコは…。

「ハテナの自由研究」はブラマヨが新企画「彼氏自慢バトルロワイヤル」を行った模様をお届けする。4組のカップルの彼女たちが、彼氏自慢しながら一番イケてない彼氏を彼女たち自身で決めていくというルールで、熾烈な争いが展開される!?

八代 嘉美(やしろ よしみ)
八代 嘉美(やしろ よしみ)

東京大学大学院医学系研究科 博士課程在籍中の学生。専門分野は、「再生医療」。平凡社新書「iPS細胞~世紀の発見が医療を変える」この分野の新書としては異例の発売1ヶ月ほどで4万部以上を売り上げ、今も多くの書店で平積みになり話題になっている。

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