80年代前後を境に、男女とも未婚率が増加している日本。このままでは、今の若者の4人に1人が生涯独身と予測もされているという。とは言え、「結婚したくない」のではなく、「いつかは結婚したい!」と思っているのが本音。そこで、よりよい結婚を目指して就職活動と同じように、結婚活動する「婚活」にスポットを当てる。
カシコブレーンに招いたのは、「婚活」について研究、推奨している少子化ジャーナリストの白河桃子先生。「今は女性が1人で生きていける時代。そのために結婚が必要条件ではなく、嗜好品になっています」という先生。ゆえに、結婚への理想が高くなり、結果として結婚率低下へつながっているのだとか。だからこそ、前向きな婚活を勧めている白河先生。そこでスタジオには「いい人と早く結婚したい」と婚活中の、21~41歳の独身女性20人にも集まってもらった。彼女たちは、結婚相談所に登録したり、インターネットのお見合いサイトで出会いを求めるなど、さまざまな婚活をしているよう。なかには、親同士が子供の親見合い体験者もいるとわかり、一同ビックリする。そんな中、質問にしっかり答える彼女たちの様子を観察していた筒井は「きちんとし過ぎてるんやと思うよ。きれいだし、仕事もできるし、お金もある。男が気後れすると思う」とコメント。「問題を解決するために、今こそ“一夫多妻制”にしたらいいと思う!!」と徳井が熱弁すれば、「もっと力を抜いた婚活をした方がいいんちゃう?」とたむけん。江川は「Hから始まる結婚もあるよ」など、男性陣がそれぞれの見解でアドバイスするなか、冒頭で結婚に否定的だった福田。“婚活”をしている女性の積極さを見るうちに、後半へ行くほど考えが変わってきて…。
この他にも結婚できない典型的なアラフォー女性の実態をVTRでまとめたうえで、白河先生は結婚できない要因を厳しく指摘。「アラフォー世代は肉食系の男性が好きですが、今の男性は草食系のガラスのハートの王子様が多いんです」ともクギを刺す。
さらに男性でも、“婚活”をしている人が増えているよう。独身男のこわい現実、自分磨きに励む多くの男性達の実態に、一同は驚く。
「ハテナの自由研究」は、人気企画の「徳井義実の小悪魔探訪6」をお届け。1人暮らしの女の子の部屋を訪ね、徳井独特のエロ目線で紹介する。
少子化ジャーナリスト、ライター。「AERA」「日経ビジネスアソシエ」「プレジデント」および多数女性誌に執筆。女性のライフスタイル、未婚晩婚、少子化、働く女性のインタビューがテーマ。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活(結婚活動)」を提唱して注目される。主な著書に『婚活時代』『キャリモテの時代』『跡取り娘の経営学』など。