昨年公開して大ヒットした映画「レッドクリフ」。ご存知、レッドクリフとは中国史に残る大作「三国志」の「赤壁の戦い」のこと。4月10日に「レッドクリフ2」の公開を控え、いまや日本では三国志ブームが起こっている。今夜のカシコブレーン、旅行作家のさくら剛先生もその1人。「レッドクリフは三国志の中でも少数軍が大軍に勝つもっとも面白く、重要な戦い」というさくら先生を迎えて、今回は映画では描かれていなかったもうひとつのレッドクリフを読み解いていく。題して「レッドクリフよりおもしろい!?ビーバップ!流レッドクリフ」。
筒井、江川はもちろん「三国志」を読んで知っているが、凡人メンバーで読んだことがあるのはたむけんだけ。「マンガで読んだんですけど…」というたむけんだが、さくら先生が三国志に興味を持ったきっかけは、ゲームだという。「小学生の頃にゲームで三国志をやり始めて、そこから物語を読み出しました」という先生は、三国志に魅了され、中国を旅して三国志遺跡を100ヶ所以上も訪問したとか。先生いわく「人間ドラマの部分だけでも面白いです」ということで、番組では「3分ちょっとでわかるレッドクリフ!」をVTRで紹介する。
“曹操”が治める大国「魏」には80万の兵。領土さえ持たない“劉備”は2万、そして小国「呉」を治める“孫権”は3万の兵を持つ。この劉備と孫権が組んで曹操に立ち向かうのが「赤壁の戦い」。この話に登場する重要人物が映画では金城武が演じた天才軍師“諸葛孔明”、そしてトニー・レオンが演じた呉の水軍提督、“周喩”。そこで、孔明がいかにして孫権を説得して劉備と組ませたのか、周喩はどうやって、孫権軍と劉備軍合わせて5万の兵力で、曹操の80万の大軍に勝利したのかを見せていく。VTRが終わるたび、三国志を読んだことがなかったチュートリアルの2人も「メッチャ面白い!!」とグイグイ引き込まれていく様子。百発百中とまで言われた孔明の策略や周喩の戦略など、心理戦、頭脳戦に釘付けに!
「ハテナの自由研究」はチュートリアルの「方言美人巡り2」。博多弁、加賀弁、岡山弁の女の子たちに、方言で告白される至福のひと時を徳井が独り占めする。
作家。自称「三国志を世界一分かりやすく解説する男」。彼女に振られてやけになって行った一人旅の旅行記のホームページが大反響を呼び、処女作「インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも」を出版。もともと大好きだった『三国志』の舞台を自ら一人旅し、その旅行の記録と三国志の解説が一緒になった著書「三国志男」が現在ヒット中。彼曰く「三国志を愛する気持ちは誰にも負けない」