ビーバップ!ハイヒール

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2009年04月02日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

本当にあった!漢字の事件簿

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井、福田)
小泉エリ
岡元昇(ABCアナウンサー)

今回のテーマは「漢字の事件簿」。中国から伝わった漢字は、いったい全部でいくつあるのか?最も多く漢字が収録されている辞典、「大漢和辞典」にはおよそ5万字入っているという。だが、実際はそれ以上あるのだとか。そこで、元・漢和辞典編集長で現在、フリーライターとして活躍する円満字二郎先生を迎えて、漢字にまつわるエピソードや事件を追ってみる。

まるでペンネームのような先生の名前が気になるリンゴとモモコ。「でもこの名前、本名なんですよ」という先生に、一同ビックリ。ひとしきり、先生の名前の由来を聞いた後、漢字に対する先生の思い入れを聞いてみる。すると意外にも「特に漢字が好きではないし、仕事で漢字と付き合っているとイヤになることもある」と先生。「ややこしいし、『こんな字、なかったらラクなのに』と思うこともある。5時に帰りたくても帰れなかったり…」と愚痴を言う先生に、思わずリンゴとモモコは親しみを持つ。そんな先生が、最初に挙げたのは「漢字を使うのをやめよう!」という運動が実際に行われた事件。西洋文化を目の当たりにした明治時代、西洋に遅れを取った原因を「漢字の勉強に時間がかかりすぎて、ほかのことが勉強できなかったからでは?」と考える人が出てきた。「難しい漢字を使うのをやめよう」と唱えた1人に、福沢諭吉もいたという。そこで、全廃を目標に当面使う漢字として昭和21年に制定されたのが「当用漢字表」。「当用漢字は、難しい字を略字にして採用し、書き方を決めたんです」と円満字先生が補足する。だが、名字だけはどんんな書き方で戸籍に登録してもOKだったという。そのため、例えば渡辺、渡邊、渡邉など、文字が違う“ワタナベさん”が存在するようになったとか。 

続いて先生が紹介した事件は、2007年に起こった保険金にまつわる女同士のドロドロとした戦い。このバトルの勝敗の決め手になった漢字とは?また、70年代に起こったある小学校の記念像の文字が裁判沙汰になった事件では、朝日新聞が天声人語で物申す一幕もあったとか。

ほかにも漢字のエキスパートである先生が、モモコ、たむけん、徳井の3人にピッタリな漢字をプレゼント。徳井にはエロ、モモコにはふくよかな体型、たむけんには焼肉を連想させる漢字が発表される。それは…。

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルが「パッと見 彼氏チェック」を紹介。見知らぬ女性同士が、互いの彼氏のファッションを手厳しくチェックしていく。

円満字 二郎(えんまんじ じろう)
円満字 二郎(えんまんじ じろう)

ライター。出版社にて、高校国語教科書や漢和辞典などの編集を17年近く担当した後、フリーに。著書に「昭和を騒がせた漢字たち―当用漢字の事件簿」「人名用漢字の戦後史」「漢和辞典に訊け!」など漢字関係の作品多数。

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