ビーバップ!ハイヒール

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2009年04月23日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

淀川を知れば大阪がわかる!

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉、吉田)
夏川純
岡元昇(ABCアナウンサー)

大阪人なら知っているようで、意外に知らない大阪の昔。7000年前の縄文時代の大阪は、ほとんどが海の底だったという。中之島、堂島、福島など、島のつく地名が多いのは、海へ注ぐ淀川の河口にある島々があったことが名残だとか。そんな大阪が、なぜ大都市へ発展したのか?今夜は「淀川を知れば大阪がわかる!」をテーマに、大阪の発展に多いに関係ある淀川に迫る。

カシコブレーンに迎えたのは、奈良大学 文学部地理学科准教授の三木理史先生。「大阪は、かつては海の底だった」というオープニングのVTRを見たたむけんは、「この部分だけで、十分じゃないですか?」とすでに満足した様子。それほど皆に衝撃を与えた縄文時代の大阪の地図を見せながら、三木先生は「上町台地が岬のようになっていて、大阪城のあたりが岬のてっぺんでした」と解説する。ほとんど土地がない状態の大阪に、凡人チームは地図にクギ付け。続いて、戦国時代、大阪を世界進出の拠点として目をつけていた人物の話に。大阪と言えば、豊臣秀吉と思いがちだが…。

江戸時代の大阪の地図も紹介する三木先生。「当時は、お堀が道路の役割を果たしていたんです」と見せた地図には、堀がいっぱい。また、天神橋筋商店街がある天満周辺は、青物市場が栄えていたこと、木津川から材木を運んでいたので、堀江には家具屋が多かったことなど、今も当時の名残が街に続いていることなど、興味深い話を披露してくれる。

続いて先生が挙げたのは、江戸時代の人々を苦しめた淀川の大洪水と大改造。「淀川には琵琶湖や三重、奈良の上流が集まってくるため、流れが行き詰って逆流することがあったんです」と先生。その際、川が土砂を運んでいたと聞いたたむけんは…。

この他に、スタジオでは終始緊張していた三木先生が、「ロケは楽しかったです」と言う「大阪 川の環状線一周ツアー!」を紹介。喜多ゆかりアナといっしょに、船に乗り込んだ特別ゲストに、ブラックマヨネーズ吉田の顔が引きつる!?

「ハテナの自由研究」は、久しぶりにたむけんが出動。今回は、「お嬢様の手料理いただきま~す2」で、芦屋に住むお嬢様と枚方の農家のお嬢様、2人の手料理をそれぞれの家でごちそうになる。腕前は果たして?

三木 理史(みき まさふみ)
三木 理史(みき まさふみ)

地理学者。奈良大学文学部地理学科准教授。奈良大学講師、助手を経て現職。専門分野は歴史地理学・近現代日本の輸送問題、植民地問題が専門分野。著書に「近代日本の地域交通体系」「米原町史(現米原市)」「門真市史」「茨木市史」など。

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