ビーバップ!ハイヒール

  • 番組概要
  • 過去の放送内容
  • 出演者
  • モバイル
過去の放送内容
過去の放送内容
BACKNUMBER

2009年10月08日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

名言の正体 こんなつもりじゃなかったのに!

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井、福田)
浜口順子
岡元昇(ABCアナウンサー)

歴史に名を残すような、偉人たちが残した名言の数々。そんな言葉に勇気づけられたり、励まされたりしてきた人は多いはず。ところが、名言の中には偉人たち本人の思いが正しく伝わっていないものがあるという。今回は、名言研究家でライターの山口智司先生を迎え、これまでの常識がひっくり返るような名言の真実を解いてもらう。

例えば、「ペンは剣よりも強し」は、「言論や思想は、武力よりも強い」と思われている。この言葉を残したのは、ルイ13世時代のフランス首相、リシュリュー。彼が言った本当の意味は、「権力者は剣がなくともペン1本で処刑できる」ということ。じつは、リシュリューは自分に反対する勢力を命令書にサインすることで、次々に処刑していたという。また、ドイツの国民的文豪ゲーテが、死の間際に残した「光を!もっと光を!」。これもじつは、単純に暗い部屋をもっと明るくして欲しくて言っただけだと言う。真実を知った福田が「ガッカリや~」と言えば、徳井は「『臭い!この部屋臭い!』って言うてたら、それが名言になったんかな?」と首をひねる。この他にも福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」やクラーク博士の「少年よ大志を抱け」の本来の意味を解説する山口先生に、凡人たちはショックを受ける。人類初の有人宇宙飛行に成功した宇宙飛行士ガガーリンが残した「地球は青かった」や大西洋単独無着陸横断飛行に成功した冒険家、チャールズ・リンドバーグの「翼よ、あれがパリの灯だ」の名言誕生秘話も紹介。どちらもロマン溢れる名言なのだが…。

偉人たちの名言の真実に、ややガッカリ気味の凡人メンバー。そこで、日本の政治史に残る名言を紹介してみる。それは、第29代内閣総理大臣・犬養毅が5・15事件で残した「待て、話せばわかる」。陸海軍の青年将校たちが首相官邸を襲撃した際、将校たちに向かって発したこの一言の深い意味に、「聞いてよかったわ」とモモコを始め、凡人たちはようやく納得する。

そんな中、自分たちの身の回りにいる人々の名言をあげてみる出演者たち。モモコは「さんま兄さんの『生きてるだけで丸儲け』が大好きやわ」と言うと、チュートリアルの2人は「僕ら、後輩芸人の間で広がっているのは、たむらさんの『スベりそうになったら声を張れ』です」と言う。後輩に、そう言われて気をよくしたたむけん。そこで「笑いは無いんですけど…」と前置きした後、新たな名言を発表してみる。

「ハテナの自由研究」では、たむけんが「永遠のライバトル」を展開。今回は、京都VS神戸の対決。それぞれの出身者である女性5人ずつが、自分たちの街のいいところを自慢し合ってバトルする。審査員を務めるのは大阪出身の女性たち。自慢のスウィーツ、イケメン、ファッションの3項目で勝負するが、勝者はどちらに…!?

山口 智司(やまぐち さとし)
山口 智司(やまぐち さとし)

著述家。偉人研究家。出版社勤務を経て現職。偉人や名言の研究をライフワークとしている。インターネットサイト「偉人研究.com」主宰。『名言の正体』『サバイバルの流儀 古今東西100の名言』など多くの名言集の著作を持つほか、『アウトロー経営者の履歴書 ―時代を創った社長たちの物語』『教科書に載せられない暴君の素顔』など偉人にまつわる著作も多数。

この回の内容に興味がある方は・・・


トップへ戻る

©ABC TV All rights reserved.