ビーバップ!ハイヒール

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BACKNUMBER

2009年12月17日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

知らんかった日本人の習慣PART2~年末年始編~

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(吉田・小杉)
御秒奈々
岡元昇(ABCアナウンサー)

今年5月に放送して好評だった「知らんかった!日本人の習慣」シリーズのパート2を放送。今回は、盛岡大学教授の橋本裕之先生が、もうすぐ迎える“年末年始”の習慣やしきたりの意味やルーツを解説する。

前回では、平和で心にゆとりのあった江戸時代に多くの新しい習慣やしきたりが誕生したことを学んだが、今回、橋本先生は、「現在、我々が普通に行う年末年始の習慣は意外に新しく、明治時代に劇的に変化したものが多い」という。そこで、江戸時代の年末年始をドラマ仕立てで紹介。そこには現在とはまったく違うしきたりがあった。お節料理の意味やお年玉のルーツも説明されるが、なかでも、江戸時代は旧暦だったために1日の境が日没と決まっており、日が暮れると次の日になったという事実に凡人チームはびっくり。つまり、現在は大晦日の深夜12時を迎えると同時に「あけましておめでとう」となるが、江戸時代は大晦日の日没をもって新年になっていたのだ。また、「福笑い」など、子どもの遊びにも縁起を担ぐ意味があったという橋本先生。一見、縁起には関係のなさそうな「羽根つき」も縁起を担いでいるとか。薬が発達していなかった時代ならではの願いが込められた「羽根つき」の意味とは?

お正月といえば初詣。毎年、三が日には日本各地の有名神社に遠方から大勢の初詣客が訪れる。初詣は昔からある習慣だと思われがちだが、橋本先生によると、そのスタイルは明治時代に大きく変わったとか。そこには、一人の男の無謀とも思える野望があった。ニッポンの初詣を変えた男のドラマティックな物語を紹介する。また、初詣をPRするために、昭和27年に京阪電車が行ったユニークなキャンペーンも紹介。それは、お年玉抽選券付きの初詣乗車券。ひらパー兄さんも仰天の今ではありえない賞品とは!?

スタジオにはお節料理も登場。京都の老舗料亭「下鴨茶寮」の超豪華20万円のフルコースお節とあって、一同も色めき立つ。お節料理のひとつひとつには意味があり、エビや蓮根、くわい、田作りなどの意味を説明する。そのほか、キャビアやセコガ二、カラスミなど、豪華お節には高級食材がふんだん。そこで、一同は豪華お節料理を賭け、これまでになかった縁起のよいお節の新メニューを考案する。食いしん坊のモモコは必死!さらに、御秒奈々が意外な才能を発揮する!

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「妻が急に美しくなったら旦那はわかるのか?」。夫が審査員を務める架空のコンテストに、プロの手で美しくなった妻が登場するという夫へのドッキリ企画。はたして夫は大変身した妻に気づくのか!?

橋本 裕之(はしもと ひろゆき)
橋本 裕之(はしもと ひろゆき)

ビーバップ2回目の登場、1回目は「日本人のしきたり」。盛岡大学文学部日本文学科教授。05年にはNHK大河ドラマ 『義経』の芸能考証を担当する。主な著書に『王の舞の民俗学的研究』『演技の精神史――中世芸能の言説と身体』『心をそだてる子ども歳時記12か月』など。

この回の内容に興味がある方は・・・

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