都市伝説とは、実際には起きていない話であり、巧妙に真実の仮面をかぶった“よくできた作り話”のこと。だが、それはまことしやかに人々の間に広まっていく。2度目の登場となる今回のカシコプレーンは、ノンフィクション作家であり、都市伝説研究の第一人者、宇佐和通先生。都市伝説を分析し、その偽りを解き明かす宇佐先生が様々な都市伝説の正体を暴く。
新婚夫婦がハネムーン先でショッピングに出かけるが、店の試着室に入った妻が忽然と姿を消す。行方不明になって数年後、夫は怪しげな風俗街で変わり果てた姿の妻を発見するのだった・・・。宇佐先生によると、この都市伝説のルーツはフランスのオルレアンで、人気ショップへのやっかみから生まれたものだとか。この都市伝説は一同も「聞いたことがある」という有名なもの。では、作り話であるにもかかわらず、なぜこんなに広まるのか?それは、「本当の話以上に本当っぽいから」という宇佐先生。そこで、先生が実際に調べた都市伝説を紹介しながら、広まる理由を解き明かす。
「ピアスの穴から出る白い糸」の都市伝説は、ある女子高生が友人に安全ピンでピアスの穴を開けてもらったところ、開けた穴から白い糸が出てきた。それを引き抜くと、当の女子高生は目が見えなくなってしまった、というもの。宇佐先生が耳鼻咽喉科の医者を訪ね、事実を確認したところ、医者の口からは思いがけない答えが・・・!そのほか、「猫レンジ」や「ドラえもんの最終回」など様々な都市伝説を紹介し、宇佐先生が解説する。「広まる理由のひとつは、よくできたオチがあること」という宇佐先生の話にチュートリアル・徳井は、背筋がゾッとするオチの都市伝説を明かす。
パソコンや携帯電話の普及により、都市伝説の伝わるパターンや速さに大きな変化が起きているという。そこで、21世紀型のネットワーク都市伝説を紹介。なかでも、とある県で広まり、実際にニュースに取り上げられた都市伝説は企業に多大なる損害を及ぼしたという。その事件の真相とは・・・。
また、噂や都市伝説にまつわるクイズを出題。「京都・宇治のほとんどの小学校にはお茶が出る蛇口がある」「富士の樹海では方位磁針が正常に動作しない」「飛行機の機長と副操縦士は機内で必ず違う食事を取る」という噂が真実なのか、それとも都市伝説なのかをそれぞれ判断する。そのほか、「ビーバップ!ハイヒールの都市伝説」と題し、ハイヒール・モモコ、徳井、福田、たむらけんじにまつわる巷の噂も紹介し、本人が真実か都市伝説かを赤裸々に告白する!
「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの新企画「鍋-1グランプリ」。オリジナル鍋に自信をもつ芸人が集まり、真の鍋王者を競う。出場するのは、ミサイルマン・岩部、ダイアン・津田、たむらけんじ、徳井の4人。成金鍋から1点豪華主義鍋、深みのある鍋などハイレベルな闘いが展開する!
ノンフィクション作家。ビーバップ2度目の登場。日本の都市伝説研究の第一人者でもある。現在ハワイ在住。主な著書に『THE都市伝説』『都市伝説の正体-こんな話を聞いたことはありませんか?』『あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説にはワケがある』など。訳書に『エンジェル・セラピー天使の癒し』など多数。
この回の内容に興味がある方は・・・
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