今、日本のみならず世界でも絵本がブーム。世界中でベストセラーになっている絵本『かいじゅうたちのいるところ』は映画化され、大ヒットとなった。そんな今の日本の絵本ブームを支えているのは若い女性たちだ。子どものためではなく、自分たちが読むために絵本を買うという。そんな絵本の魅力について教えてくれるのは、子どもの本専門店「メリーゴーランド」の店長、増田喜昭先生。日本で一番絵本のことを知る増田先生が、大人を感動させる絵本の魅力をたっぷり紹介する。
世代を超えて読み継がれる名作絵本の数々。増田先生の“大人に読んでほしい絵本”の1冊目は、誰かのことをいつまでも忘れられないとき、大切な人を失ったときにオススメの絵本『くまとやまねこ』(文・湯本香樹実/絵・酒井駒子)だ。最愛の友だちだった小鳥を亡くした熊の心の旅を綴った感動の1冊。その物語に凡人チームは早くもウルウル・・・。色遣いにこだわった本でもあり、増田先生がその魅力を解説する。さらに、色遣いに特徴のある絵本も紹介。なかでも、先生が一番最初に出会った絵本で、絵本の原点ともいわれている『あおくんときいろちゃん』は、色そのものが主人公というユニークな絵本。それを見た凡人チームは・・・。
“大人に読んでほしい絵本”の2冊目は、恋人や家族、友人など大好きな人がいる人にオススメする『おくりものはナンニモナイ』(作 パトリック・マクドネル)。ある日、子ねこのムーチは友だちに贈り物がしたくなった。でも、何をあげれば喜んでくれるのか?必死で探したムーチが思いついたステキな贈り物とは・・・。増田先生が作者のこだわりポイントを紹介。また、言葉にこだわった絵本を紹介するが、『だじゃれ日本一周』では「きれいな花が咲いたまけん(埼玉県)」など、王道を行くだじゃれが次々と・・・。そこで、福井県のだじゃれを一同で予測するが・・・。
“大人に読んでほしい絵本”の3冊目は、孤独や不安、無気力にさいなまれたときに手に取ってほしい『ビロードのうさぎ』(作 マージェリィ・W・ビアンコ)。心が絞めつけられるような奇跡の物語に、一同はまたまたウルウルと・・・。 増田先生が独断でセレクトした珠玉の名作絵本も紹介。全編質問の『質問絵本』(作・五味太郎)は、推理したり考える楽しさにあふれた作品で、絵本を見ながら大人たちも子ども以上に大盛り上がり!だが、増田先生が一番好きな絵本『よあけ』(作 ユリー・シュルヴィッツ)のリアクションは・・・!?
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四日市市にある子どもの本の専門店「メリーゴーランド」店主。通称「ひげのおっさん」。1976年に「その人となりが出来上がってしまう10歳までに子供に大きな影響を与える、本と言うものにかかわりたい」という思いのもと、同店をオープンし、現在では全国にファンが出来るほどの本屋さんに成長。
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